壮烈!ブランデンブルグ師団

劇場公開日:

解説

ハラルト・フィリップが脚本を執筆、自ら演出した戦争ドラマ。撮影はハインツ・ヘルシャー、音楽はハンス・マルティン・マイエフスキーが担当した。製作はウィリー・ツァイン。出演はウォルフガング・ライヒマン、ピーター・ノイゼル、クラウス・キントラー、ハンス・E・イエーゲル、ヘルムート・エーサーほか。

1962年製作/ドイツ
原題:Division Brandenburg
配給:昭映フィルム
劇場公開日:1964年5月30日

ストーリー

カナリス提督下のブランデンブルグ師団はイギリス空挺師団に備えて戦闘訓練をしていたが誤って三人の兵士を殺してしまった。この事件の責任者チュルニー少尉(クラウス・キントラー)をかばったプルーク中尉(ピーター・ノイゼル)とウンガーランド少佐(ウォルフガング・ライヒマン)は司令官の怒りをかった。そのころルーマニアの石油はドナウ河を通じてドイツへ給油されていたが、イギリス軍はこれを妨害しようとしていた。司令官はこれに対抗させるためにプルーク中尉らを派遣した。プルーク中尉らの活躍でイギリスの妨害計画は粉砕され、プルークは大尉となった。しかし彼等の真の目的は敵に勝つことではなく、戦争を終らせることにあった。しかしロシア軍は、さらにドイツ軍の進撃をふせぐため突破口となる橋を爆破しようと機をうかがっていた。司令官は再びこの防禦工作をプルーク大尉に命じた。数々の難関を突破して目的地に着いたプルーク隊は、ロシア軍を撃破して橋を守った。しかし終戦を願う隊員の一人ヨーナス(ハンス・E・イェーゲル)は橋に爆薬を仕かけようとし、これを助けようとしたプルークと共にウンガーランドに射殺された。しかしウンガーランドはロシア軍に変装していることを忘れて友軍の前にとび出し、友軍の銃火をあびて、自らが死守した橋上に横たわった。

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