やるか、くたばるか

劇場公開日:

解説

わが国では初顔のジョルジュ・ロートネル監督のスパイ・アクション・ドラマ。ジャック・マレイの『人質』の映画化である。脚色・台詞はピエール・ラロシュ。アムステルダムでロケが行われた。撮影監督はロジェ・フェルー。音楽はジョルジュ・ドルリュー。出演は「いとこ同志」のジュリエット・メニエル、「唇によだれ」のジャック・リベロル、「暴力組織」のベルナール・ブリエ、「埋れた青春」のジャック・シャバッソールら。

1959年製作/フランス
原題:Marche ou Creve
配給:NCC
劇場公開日:1960年9月28日

ストーリー

第二次大戦中に祖国のために秘密結社を作った男たち。戦後--ミランは秘密警察に務め、狡猾なレンツィ(ベルナール・ブリエ)は美人のエディット(ジュリエット・メニエル)を囮に使い、権力者を誘惑し、情報を取ってそれを高く売りつけていた。ステファン(ジャック・リベロル)は坑夫になり、ベルギーに亡命し、ドニーズと結婚した。ミランはレンツィが軍事機密書類を持っていることを知り、ステファンに助力を頼んだ。ステファンは家庭の幸福のために、心ならずも同意した。彼はステファンに会い書類の内容を知り、金と取りかえる約束をした。が、約束の時レンツィはステファンのスキをみて金を奪い逃げた。これを知ったミランは後を追ったがダメだった。怒ったミランはドニーズを誘惑し、ステファンにレンツィを捕えろと命じた。彼は苦心の末アムステルダムでレンツィとエディットをみつけ、金と書類を奪還した。ステファンはミランに妻を返せと迫った。レンツィはミランを殺し、ステファンに取引を申込んだ。ステファンは断った。金と書類は炭坑の奥深く隠してあった。エディットは坑夫を誘惑して探りだそうとしたが失敗、炭坑は爆発してすべて無になった。公安局のドナンは調査に乗り出した。書類は外国の諜報機関をあざむく偽物だった。ステファンも無罪になった。あわてたレンツィとエディットは逃げだした。が、途中、交通事故で死んだ。ステファンとドニーズの家庭に再び平和が戻った。

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