あぶない家族

劇場公開日:

解説

貧民街のはみ出し一家が高級住宅地にやってきて巻きおこす騒動を描くブラック・コメディ。製作はローレンス・ゲールス、監督・脚本・音楽は「悪魔の密室」のディック・マース、撮影はマルク・フェルペルランが担当。出演はネリー・フレイダ、ヒューブ・スタペルほか。日本版字幕は進藤光太。カラー、ワイド。

1985年製作/オランダ
原題:Flodder
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1988年7月2日

ストーリー

密造酒作りで家計を支えるママ・フローダー(ネリー・フレイダ)を家長に持つフローダー一家は、有毒廃棄物の汚染でスラムを追われ、市のはからいで実験的に半年間高級住宅地に移り住むが、彼らはかつてのスラム暮らしを押し通し、住民たちの反感をかい、やがて高級住宅地の独善的な価値と衝突する。なかでも陸軍戦車隊の指令感ヴィムは、その厳格さゆえに一家に怒りをあらわにするが、彼の妻ヨランダ(アポロニア・ヴァン・ラヴェンスティン)は、ある日偶然出会った一家の長男ジョニー(ヒューブ・スタペル)の野生的な魅力に魅かれ、何度か情事を重ねた末に夫を捨て、フローダー家で彼と同棲を始める。ここに至って他の住民たちは一家の排斥運動に乗り出すが、結婚を決意したジョニーとヨランダは彼らを披露パーティーに招待、やがて住民たちがこの一味違った饗宴を楽しみ始めた頃、怒りのおさまらないヴィムは戦車に乗り込み、一家に砲弾を浴びせかける……。

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