ルスランとリュドミーラ

劇場公開日:

解説

異国の侵略者からロシアを守った男の幻想的な冒険綺譚を描く。監督・脚本はアレクサンドル・プトゥシコ、原作はアレクサンドル・プーシキンの詩集(「プーシキン全集1」河出書房新社刊)、撮影はイーゴリ・ゲレインとV・ザハーロフ、音楽はチーホン・フレンニコフが各々担当。出演はワレリー・コージネツ、ナターリヤ・ペトローワ、ウラジミール・フョードロフなど。

1972年製作/ソ連
原題:Ruslan and Lyudmila
配給:東映洋画
劇場公開日:1977年11月19日

ストーリー

古代キエフ公国の全盛時代。ルスラン(ワレリー・コージネツ)は、異民族の襲撃よりロシアの古都キエフを守った。この民族的英雄のルスランは、その勲功を大公より称えられ、王位継承者に選ばれ、そして娘リュドミーラ(ナターリヤ・ペトローワ)の婿となった。そしてその婚礼の夜、リュドミーラは魔法使いチェルノモール(ウラジミール・フョードロフ)にさらわれる。大公は悲嘆にくれ、ルスランらに娘を捜すように命じた。たが彼らの行く手をふさぐ障害の数々--。やがてルスランはリュドミーラをさらったのがチェルノモールであることを知り、リュドミーラと再会する。そして、折しもキエフを包囲していた異民族と戦っていたキエフ国の軍隊も、ルスランの帰還で俄かに活動でき、敵を打ち破り、再び平和が訪れるのであった。

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