エスケープ・ホーム

劇場公開日:

解説

自分の出生の事実を掴もうとする多感な少年とその複雑な家庭内を描く。監督は「ウサギ事件」のヤロミール・イレッシュ。パーヴェル・フィアラの原作を基にフィアラとヤロミール・イレッシュが脚色。撮影はヤロミール・ショフル、音楽はワディム・ペトロフ、美術はヤン・オリワが各々担当。出演はヤナ・ブレイホヴァ、ヤン・カヌィザ、トマシュ・ホリーなど。日本語版監修はヴラスタ・チハーコバと粕三平。

1980年製作/チェコスロバキア
原題:Escape Home Uteky domu
劇場公開日:1981年11月17日

ストーリー

マリエ(ヤナ・ブレイホヴァ)は40歳の働く女性。ファッション・デザイナーとして活躍しているが、忙し過ぎて、夫イレク(ヤン・カヌィザ)と養子で12歳になるホンジーク(トマシュ・ホリー)の世話をみている時間がない。イレクは飛行機の整備士で、多感な年ごろのホンジークの気持をよくつかんでいるが、実はホンジークは実の息子ではない。そして、ホンジークは、自分が養子であることを知っていた。家にあるメモを基に出生の事実を掴もうと毎日出かけて遅く帰る彼。そんな彼の様子から、彼が全てを知っていることを悟るマリエ。そして、遂にホンジークは登録表を探しあて、自分の真の両親を知った。しかし、彼は知ったことで満足し、家ヘ帰るのだった。

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