私はあなたのもの

劇場公開日:

解説

「ホノルル航路」と同じくウィリアム・A・サイターが監督したディアナ・ダービン主演映画で、かつてマーガレット・サラヴアンを女主人公として映画化されたことのある、フェレンク・モリナール作の戯曲に基き、「結婚五年目(パーム・ビーチ・ストーリー)」のブレストン・スタージェスが書いた脚本を、製作者のフェリックス・ジャクソンが改作したものである。音楽は「卵と私」のフランク・スキナーが作曲し、撮影はハル・モーアが監督した1946年作品。

1947年製作/アメリカ
原題:I'll be Yours
劇場公開日:1949年6月

ストーリー

田舎町の小娘ルイーズは、父の旧友でニューヨークで映画館を経営しているバッキンガムを尋ね、館の舞台で歌わせてくれと申し出る。しかし彼女が得たのは案内女で、食事も近くの安料理店でしなければならなかった。そこの給仕ウェックスバーグは、彼女を貧乏な若い弁護士ジョージ・プレスコットに紹介する。一流大料理店の店主になる希望のウェックスバーグは土曜日の夜、ルイーズをサボイ・・リッツに連れていく。もちろん彼は臨時雇いの給仕としてである。そこでパーティを催していた肉缶詰商の大金持J・コンラッド・ネルスンはルイーズをお客扱いにし、歌を歌わせる。ネルスンは彼女を後援して、ブロードウェイのスターにしようと申し出るが、彼が別の野心を持っていることを勘づいた彼女は、弁護士ジョージ・プレスコットという夫があると嘘をつく。ネルスンはジョージを訪ね、彼を顧問弁護士に雇い、彼を忙しがらせておいて、ルイーズを口説こうとする。ルイーズはジョージを訪ね、彼の名を無断で借りたことをわびたが、就職して喜んでいる彼にネルスンのかん計を打ち明け、就職させるには忍びなかった。しかしネルスンのアパートでジョージとウェックスバーグにはち合せした彼女は、ジョージにもネルスンにも真実を告白しなければならなくなる。ネルスンはジョージの正直さと頭の良さが、数10万ドルの損失を救ったことを知ると、改めて立派な契約を結び、ウェックスバーグに料理店を開かせ、ルイーズをそこのスター歌手にした。彼女とジョージの幸福の日も近い。

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