ビッグ・レッド

劇場公開日:

解説

北カナダの山岳、森林を背景に少年と猟犬の友情と冒険を描いた故ジェームズ・チェルガードの同名小説からの映画化。脚色はルイス・ペリティア。元脚本家元俳優のノーマン・トーカーが監督、音楽はオリヴァー・ウォーレス。出演者は300人の応募から選ばれたジール・パヤン少年、「雨の朝巴里に死す」のウォルター・ピジョン、それに、アイリッシュ・セッター犬「赤い目のスクラップス号」など。製作はウォルト・ディズニー。

1962年製作/アメリカ
原題:Big Red
配給:日本RKO
劇場公開日:1962年11月2日

ストーリー

12歳のレーン(ジール・パヤン)は犬好きの孤児。仕事探しの途中ハギン氏(ウォルター・ピジョン)の犬小屋の傍らを通った時2人は知り合った。ハギン氏は無邪気で正直なレーンに犬の世話や、5000ドルもするアイリッシュ・セッターのビッグ・レッド号を特別世話する仕事を与え、犬小屋の傍らの小屋に住まわせた。愛情こめて世話するレーンと利口なレッドは無二の親友になった。レッドの出場する品評会が近づいた頃、モントリオール愛犬協会のブレイク氏が訪れ、犬が少年と仲がよすぎるので入賞出来まいとハギン氏に忠告した。レッドは母屋に連れて行かれた。レッドの出発前夜、会いたさに母屋に近づいたレーンを見つけてレッドは狂気のように懐かしがり、窓を破ってレーンを追い、ガラスで裂傷を負って倒れた。ハギン氏は注射で安楽死させようとしたが、レーンはレッドを抱いて逃げ山小屋で介抱した。奇跡的に回復したレッドを連れ帰ったレーンは、レッドを返すと寂しく立ち去った。ハギン氏がレッドと雌のモリーをモントリオールに売りに送る時、汽車の停まったすきに、2匹は森へ逃げた。5日後それを聞いたレーンは身仕度をして森へ行った。焚火の傍らでレーンの吹くハーモニカに、レッドは繁みから飛び出した。乾肉をやるとくわえたまま走り去るので後を追うと岩穴にモリーが4匹の子犬を抱いていた。一方レーンを追ったハギン氏は、岩場から突然現れたマウンテン・ライオンに驚いた馬が棒立ちになった拍子に断崖から落ち、岩に脚をはさまれた。子犬をリュックに入れたレーンたちと、岩穴を出発したレッドは、ハギン氏を見つけてライオンに挑戦した。凄絶な死闘が続き、ライオンはレーンをも襲った。レーンの銃が火を吐き、ライオンは倒れた。ハギン氏は無事の再会を親子のように喜び、レーンはハギン氏の家から学校に行くことになった。

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