女房いぬ間に

解説

ダグラス・ブロンストン氏の原作によって「恋慕やつれ」と同じくフランク・ストレイヤー氏が監督したもので、主役は「お転婆キキー(1926)」「お洒落娘」等出演のジョージ・K・アーサー氏と「偽りの警報」「命の警笛」等出演のドロシー・レヴイア嬢で、ダマス。リケッツ氏、ハリー・デップ氏が助演している。

1926年製作/アメリカ
原題:When the Wife's Away

ストーリー

5年間週給27ドル50セントで勤続したが、ビリー・ウインスロープは社長に昇給を交渉したが、勤勉主義の社長は反対にビリーを馘首してしまった。悄然と帰宅すると叔父のハイラムから手紙が来ていて、ビリーの祖父から預かっている財産が100万ドルあるから、それを渡すが若しビリーが現在少しも成功していなち様だったら、一文も遣らぬと書いてあった。彼の妻のエセルは一計を案じて虎の子の貯金207ドル也で、立派なアパートメントを2、3日借りて叔父をごまかすことになった。ところが彼らが借りたのはそのアパートメントの本当の持ち主からでなく、女装することの巧みな悪漢スリム・プリティーが持ち主のような格好をして契約したのだった。スリムは相棒のシカゴ・ダンと共に一時姿を消してしまった。ハイラム叔父はビリーを訪問して立派な住居と感心した。しかしビリーは召使を雇うのを忘れたので急用が出来たと偽って外出する様子をして下男に化け、また女中に化けて叔父の機嫌を取り結んだ。叔父は小切手を渡す段になったので証人として家主を呼ばねばならなくなった。ビリーは悪漢と知らずスリムを引っ張り出した。所に本当の持ち主が帰って来て警官の乗り込みとなり大騒ぎになって、危うくビリーは100万ドルをフイにしかけたが、ビリーは女中との一人二役を打ち明け、嫉妬深い叔父の妻に言い付けると叔父を脅して首尾よく小切手を貰った。

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