汝こそ犯人

解説

ミルス・ヤングの原作を、マーガレット・ターンブル女史が脚色し、「偽山賊」などと同じくトーマス・ヘフロンが監督せるもの。主役は「暗中飛躍」「胸中探偵」など出演のロバート・ワーウィックで、相手は「珍婚旅行」「猛然奮起」など出演のロイス・ウィルソン。

1920年製作/アメリカ
原題:Thou Art the Man

ストーリー

一攫千金を夢みた英国生れの快青年マイルス・コルソープは南アフリカの金剛石の産地に漂泊し、羽毛商を装うダイヤの密輸出業者の元へ使われることになったが、主人などの悪事を知った時彼は解雇された。ケープ・タウンへ来て、マイルスはジョアン・ファーラントという娘と知り合いとなり、やがて2人は恋仲となる。ジョアンはその兄ヘンリーのもとへマイルスを世話し、マイルスはこのヘンリーがやはりダイヤの密輸出業者なるを知らずに働くこととなった。彼が何も知らずヘンリーから託された商品を運搬中、官憲に発見され犯人として3年の禁固を宣せられる。しかしやがて真犯人が捕らえられて彼の無罪は証せられ、彼は愛するジョアンとの楽しい生活に入る。

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