頓珍漢得意の瞬間

解説

「裏切る唇」「藪睨み武男爵」のエル・ブレンデル主演映画で、ジョージ・マーシャル原作、ヘンリー・ジョンソン、ジェームズ・タイナン脚色、マルコム・セント・クレア監督、L・ウィリアム・オコンネル撮影になるもの。助演はウォルター・カトレット、バーバラ・ウィークス等。

1934年製作/アメリカ
原題:Olsen's Big Moment

ストーリー

壮大な紐育パーク・アヴェニュのアパートの掃除夫をして1年365 日働き通しのクヌート・オルセンの一世の野心は非番の夜10仙を投じて活動見物に出掛ける事であった。このアパートの持ち主で金満家のロバート・ブウスターは婚約者であるジェーンを嫌い、ジェーンもまた別に恋人ハリイ・スミスがあった。ロバートは酔ったあげくオルセンを連れてブロードウェイのカフェへ行ったが、その所でロバートはギャングに因縁をつけられた。これが原因でロバートの結婚式はギャングの殴り込みが想像されたが、オルセンは奇計を案出し、モンク一味のギャングを一網打尽にした。彼はそのお礼として掃除夫から一躍アパートの支配人に出世した。

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