トマホーク渓谷の待伏せ

劇場公開日:

解説

「恐怖の街」のウォーレス・マクドナルドが製作し、新進フレッド・F・シアーズが監督したテクニカラーの西部活劇1953年作品。オリジナル脚本はデイヴィッド・ラング、撮影はヘンリー・フロイリッヒ、音楽監督はロス・ディマジョー「恐怖の街」の担当。出演者は「ミズーリ横断」のジョン・ホディアク、「剣侠ロビン」のジョン・デレク、「ミズーリ横断」のマリア・エレナ・マルケス、「百万弗の人魚」のデイヴィッド・ブライアンら。

1953年製作/アメリカ
原題:Ambush at Tomahawk Gap
配給:コロムビア映画
劇場公開日:1953年5月15日

ストーリー

1864年、マッコード(ジョン・ホディアク)、キッド(ジョン・デレク)、イーガン(デイヴィッド・ブライアン)、ドックの4人の男が、5年の刑期を終えて出獄した。マッコードをのぞく3人は、5年前マッコードの兄フランクを首領に強盗を働き1万ドルを奪ったのだが、フランクは罪をマッコードにきせ自らは逃亡してしまったのだ。3人はマッコードを叩きのめして、ソノラの町に隠してある1万ドルを探しに出発した。残されたマッコードもフランクへの復讐と、1万ドルの分け前を取るため、3人を追って出発した。だが途中フランクがすでに死んでいたことを知り、3人に追いついてみると彼らはアパッチ族に襲撃されて苦戦していた。それをどうにか切りぬけ、マッコードは3人と一緒に進むうち、今度はナヴァホ族の娘(マリア・エレナ・マルケス)が一同に発砲してき、キッドは深傷を負った。一行は謝意をあらわした娘を連れて、ソノラの町に着いた。娘はまめまめしくキッドを介抱した。翌日、一同は金の隠し場所である共同墓地へ行き、鉄の箱を掘りかえしたが、意外にも中味は空であった。一同は夢中になって町中を探し回った。その間に町はアパッチ族にとり囲まれ、一斉に襲ってきた。ドックもイーガンも殺され、残ったのはマッコード、キッド、娘の3人。窮余の一策にマッコードはアパッチの陣地に火薬樽を投げ込むことを企てた。彼は火薬樽を持って陣地に進む途中、アパッチの槍に刺され、いまはこれまでと、火薬樽に火をつけそのままアパッチの本拠に走り込んだ。アパッチ族は全滅し、生き残ったキッドは娘と一緒に町を去って行った。その頃、町の片隅では、家の床下で札束が火に包まれて燃えていた。

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