デイヴィッド・バーンのトゥルー・ストーリー

劇場公開日:

解説

ロック・グループ“トーキング・ヘッズ”のリーダー、デイヴィッド・バーンが実話を基にイメージを膨ませたポートレイト・ムーヴィー。彼の監督デビュー作。製作はゲイリー・カーファースト、共同製作はカレン・マーフィー、脚本はバーンとスティーブン・トボロウスキー、ベス・ヘンリー、撮影はエド・ラックマン、音楽はトーキンズ・へッズが担当。出演はバーンの他にジョン・グッドマンほか。

1986年製作/アメリカ
原題:True Stories
配給:ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1987年4月18日

ストーリー

映画は、デイヴィッド・バーンが旅行先で耳にした話やタブロイド版の新聞や雑誌から切りとったスクラップ、ケーブルTVを見たショウなどからポートレイトしたものを写し出す。舞台はテキサスの架空の町ヴァージル。正体不明の男(デイヴィッド・バーン)がナレーターを務める。“踊る熊”のニック・ネームを持ちロマンチックな結婚を夢みている、大きなカラダに大きな心を持つ男(ジョン・グッドマン)。決してベッドから出ようとせず、TV相手に人生を送っている怠け者の女(スウォージー・カーツ)。グッチの似せ物バッグを抱え大ホラを吹く女(ジョー・ハーヴェイ・アラン)。彼女はエルヴィス・プレスリーの大半の曲を書き、ランボーからジョン・F・ケネディまで、あらゆる男と情事をもったようなことをほのめかす女性だ。ヴァージルの町づくりに情熱を示す善良な市民夫婦(スポルディング・グレイ、アニー・マッケンロー)。この夫婦はなんと3年間も口をきいていないのだった――。

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