ディンティー

解説

マーシャル・ニーラン氏自身原作を書き、監督したもので、マリオン・フェアファックス女史が脚色した。ニーラン映画のスターに昇進してからの雀斑だらけの小名優ウェズリー・バリー君の第1回作品であって、コリーン・ムーア嬢、マージョリー・ドウ嬢、J・バーニー・シェリー氏、ノア・ビアリー氏等が補導格で出演する。ユーモアーに富む劇筋ではあるが、サンフランシスコの中華街の迷路や飛行機等を応用した大活劇が素晴らしいそうである。大分評判になったものであるから期待すべき映画であろう。

1920年製作/アメリカ
原題:Dinty

ストーリー

アイルランド生まれの新聞売り子ディンティーは病気の母親に甲斐甲斐しく仕えたが、その効なくて母が死んでからはいささか悲観はしたものの、友達の御役に立つことに努め、親切な判事ホワイトリーの娘ルスがサンフランシスコの密輸入時に誘拐された時には、身命を削ってルスの救助に努力する。その効は空しからずやがて彼が立派な家に引き取られて幸せに暮らせる日が来たのである。

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