抵当の妻

解説

ラルフ・カーターの妻のグローリアは平和な家庭を営んでいたが、欲に眼眩んだラルフは自分の勤める銀行の金を使い込んだがやがてそれが露れた時彼は妻に救いを乞うた。グローリアは頭取のジェロームに哀訴した。かねて彼女に意を寄せていたジェロームは彼女に妾になるなら夫を許そうという。グローリアは止むなくその申し出に同意し夫を助けた。しかしラルフは改心しようともせずに素性卑しい女と同棲するようになった。アルゼンチンから数年振りでかえって来たグローリアの兄ダーレルは妹がジェロームの妻であると思ったが、ある時ラルフに会った時、彼もまたグローリアが妻であるといった。荒んだ生活を送っているラルフはジェロームの秘書マイアーの手先に使われて独探をしていたが、事露れ探偵と争って殺され、ジェロームとグローリアは結婚した。

1918年製作/アメリカ
原題:The Mortgaged Wife

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