チューチンチョウ

解説

オスカー・アッシュ氏とフレデリック・ノートン氏との合作によるロンドンで素晴ら しい当たりを取った狂言に基づき、英国グレアム・ウィルコックス社で制作した映画でハーバート・ウィルコックス氏が監督した千夜一夜物語のアリ・バッバと40人の盗賊の話のヴァリエーションである。主役は「シーバの女王」「熱血の薔薇」等出演のベティー・ブライス嬢である。

1925年製作/アメリカ
原題:Chu Chin Chow

ストーリー

ザラとオマールとの結婚の夜、中国のチュウ・チン・チュウの再来と恐れられてい る稀代の盗賊ハッサンは手下を連れて暴れ込み花嫁花婿を拐し去った。美しいザラを口説いて肘鉄破を食ったハッサンはザラをバクダットの大長者のカシム・パパに売った。彼女は約束によってハッサンを手引きしカシムの宝物を盗ませたしかしハッサンはザラにオマールを会わせず却ってザラを自分の宝物蔵に閉じ込めてしまった。一度逃れたオマールも捕らえられ洞窟に囚われの身となった。偶然木陰で見ていたカシムの碌でなしの弟アリ・ババは盗賊の有名な合い言葉「胡麻よ開け」を聞き覚え続いて洞窟に入りザラに会って助けてやると約束した。宝を取ってバクダッドに一応帰ったアリは遊びに耽ったがやがて取って返し洞窟に来たが、帰るときの合い言葉を忘れ正体を見破られて捕われた。しかし利口なアリは直ぐにザラを救い出した。オマールは地下の穴に囚われていたが彼もザラの苦心でやがて救われ、ハッサンを滅した。

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