旅芸人の群

解説

A・P・ヤンガーの原作および脚色を、グラディス・ウォルトンが主演し、グレイディスの初期作品を多く監督したハリー・B・ハーリスが監督せるもので、対手役は「鉄拳娘」「天空の女」などと同じくジャック・ペリンである。そのほかキャスリーン・オコンナー、メアリー・フィルビン、トーマス・ホールディングなど珍しい顔ぶれである。

1922年製作/アメリカ
原題:The Trouper

ストーリー

田舎廻りの役者の一座の中にマミーという少女が虐待されながら働いていた。興行の失敗を償うため、座主とその妻で一座の花形のアイリーンとは共謀して銀行家の息子ニール・セルドンから金をまき上げようとしたが、巧く行かぬので一夜座主は銀行に忍び入り行員を殺して大金を奪う。高飛びせんとするのをマミーが活躍して取り押さえる。マミーはこのために怪我をしたが、慕っていた一座中の未来の大名優ハーマン・ジャンクスの手に抱かれた時は、その傷の痛みも忘れて「私は天国にいるのではないかしら?」と尋ねたという。

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