雪山氷河の血煙

解説

アラスカで製作された映画でルイス・ムーモウ氏が自ら台本を書き監督したもので、新進のグラディス・ジョンストン嬢、エヴァ・ゴードン嬢、アルバート・ヴァン・アントワープ氏等が出演している。

1924年製作/アメリカ
原題:The Che-Chah-Cos

ストーリー

米国がアラスカを買取って三十年の後金鉱が発見されたとの報が伝わると共に人々はアラスカに殺到した。その中には大学教授のタンロー夫妻もあった。途中で船が難破して博士が溺死を遂げ幼女のルスが行方不明になった後も夫人は北方の旅を続けて行く中、道連れになった悪漢スティールに強要され、メーゾンの町のキャバレーで歌い女としての渡世を始めた。さて難船の際溺死を免れたルスはデキスター及リレーという二人の採鉱家に救われて年頃になるまでアラスカの奥の鉱山で愛育されていた。デキスターがある時メーゾンへ物資の買出しに行った折はからずもスタンロー夫人に遭遇してルスの身上を知らせた所夫人は娘の生存していることを喜ぶと同じに今の境遇を恥じて娘との面会を拒みスティールの許を去ることにした。ルスはデキスターへ来た母の手紙を見て母恋しの一念から自ら犬ゾリを馳って危き氷河の上を突進して行き、途中で介れた所をデキスターに救われ無事に母に対面することが出来た。

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