人類SOS!

劇場公開日:

解説

突然この地球上に歩く植物が生まれ、人間やほかの動物を殺して食べるという奇想天外なSF小説、ジョン・ウィンダムの『トリフィッズの日』を「エル・シド」のフィリップ・ヨーダンがシナリオを、特撮にウォリー・ビーヴァーズ、撮影はテッド・ムーア、監督はテレビ出身のスティーヴ・セクリー。「機甲兵団」のハワード・キールと「戦塵」のミコール・モーレイが主役を演じ、「悪魔の弟子」のジャネット・スコット、「紳士同盟」のキーロン・ムーア、また英国で第2のヘイリー・ミルズとして評判の高い子役のジャニナ・フェイが出ている。

1963年製作/93分/アメリカ
原題:The Day of the Triffids
配給:アライド・アーチスツ映画
劇場公開日:1963年9月4日

ストーリー

ある日、地球に激しい流星の雨が降り注ぎ、その閃光を見た者は大部分目が見えなくなった。またトリフィッドという珍しい植物が突然成長を始めた。しかも、根のような足を地中から引き抜くと歩き始めたばかりでなく、人間さえも食うのである。アメリカの船員メイソン(ハワード・キール)は目に繃帯をして入院中だったのでその難を逃れることができた。町中は盲人で大混乱、その中で珍しく目の見える少女スーザン(ジャニナ・フェイ)を助けると、街に乗り捨てられた車でロンドンを離れた。また、人里離れた海岸の灯台で生物学者トム(キーロン・ムーア)と妻のカレン(ジャネット・スコット)もラジオを通じて、世界のほとんどの者が盲人になったこと、人間を食う植物の出現の噂を聞いていたが、この奇妙な植物の異常な繁殖力は灯台にまで及び、幸いにトムの激闘で撃退した。そして研究材料として彼らを絶滅させる方法を考えた。一方無人のパリを通って南フランスへ差し掛った2人は広壮な邸宅の女主人デュランド(ニコール・モーレイ)とその友人のコッカー教授(マービン・ジョーンズ)、その令嬢(アリソン・レガット)の、流星を見なかった健全な目を持つ3人に出会いメイソンの彼らに身の危険を説いたが、盲人たちを置き去りにできないと同行を断った。この間にもトリフィッドの犠牲を多く出し、遂にクリスティーンを含めた3人は、アメリカ海軍基地にある潜水艦の出発に間にあうことができた。その頃、灯台の2人にも危険は迫っていた。怪物の激しい一撃でトリフィッドは室内に雪崩込み、トムとカレンは灯台の頂上に追いつめられた。彼は咄嗟に消火用の海水をかけた。意外なことが起こった。怪物は溶け始めたのだ。海水でこの恐るべき怪物を殺すことができたのだ。人類はやっと、トリフィッドの脅威から逃れた。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.0海水で溶ける

2019年5月22日
Androidアプリから投稿
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うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)

3.0SFの古典

2018年8月25日
PCから投稿

古さは否めませんが、味があって面白かったです。
古いこと(王道の演出)が逆に新鮮だったりね。
邦題のセンスは最悪(笑)

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sukacinema

3.5古き良きデストピア

2015年8月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣きっ面に蜂状態の人類、
画面一杯の人食い植物トリフィッド、
最高です。
しかし、ラストが残念。

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カタヤマ

2.5トリフィット

2015年8月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

トリフィット!
古い映画だけど、それなりに楽しめたような気がする。
ラストがなんだかな〜

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Riko
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