ジョージ・ホワイツ 1935年スキャンダルス

解説

「乾杯の唄」と同じくジョージ・ホワイトが原案監督出演した音楽映画で、脚色には「乾杯の唄」の台詞を書いたジャック・イェレンがパターソン・マクナットと協力して任じている。ダンス振り付けもほわいと自ら当たり、撮影は「乾杯の唄」「世界は動く」のジョージ・シュナイダーマンが担任した。出演者は「乾杯の唄」のアリス・フェイ及びクリフ・エドワーズ、「輝く瞳」のジェームズ・ダン、「カレッジ・リズム」のリダ・ロバーティ、「彼女の家出」のネッド・スパークス、「合点!!承知!!」のアーリン・ジャッジ、「モンタナの月」のベニー・ルービン、タップ・ダンサーのエリナー・パウエル等が主なる顔触れである。

1935年製作/アメリカ
原題:George White's 1935 Scandals

ストーリー

1934年のシーズンを終えたホワイト氏は休みの間南方へ旅行し、その途中の小さな駅で「今夜ホワイトのスキャンダルス、オペラハウスにて」というポスターを見つけて彼は面白がって途中下車をしてそれを見に行った。彼はにせホワイトのスキャンダル座でハニーという娘を発見し、彼女の自分の一座へ入れたら1935年は素晴らしい仕事が出来るとハニーに掛け合った。そして彼女1人を引き抜く為にホワイト氏はハニーの恋人エディ及びジュードとにせホワイト事エルマーの4人を連れて紐育へ引き返し、1935年のレビューを開始した。ハニーとエディのコンビはたちまち大当たりとなったが、ちょっとした事から彼らはホワイト氏と仲違いをし、スキャンダルを止めて他の地方巡業の団体に入ってしまった。故郷でハニーの出世を楽しみにしていた叔母がはるばる紐育のスキャンダルスを見物に来たのはハニーが一座を出たあとだった。叔母の悲観した様子を見たホワイト氏は八方ハニーとエディの行方を探して2人を連れ戻し、叔母に2人のスター振りを見せてやった。そして2人又スキャンダルスに帰ることになった。

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