ジャングル・モーゼ

劇場公開日:

解説

マックス・カットーの小説を、チャールズ・ビューモント、モンヤ・ダニシェフスキーが共同脚色、「ザーレンからの脱出」のロナルド・ニームが監督した東アフリカを舞台にした喜劇。撮影はオズワルド・モリス、音楽は「007/ゴールドフィンガー」のジョン・バリーが担当した。出演は「何という行き方!」のロバート・ミッチャム、「大いなる野望」のキャロル・ベイカーほか。製作はフランク・ロス。

1964年製作/アメリカ
原題:Mr. Moses
配給:ユナイテッド・アーチスツ
劇場公開日:1965年8月7日

ストーリー

アフリカのある村でサギを働いたのがバレて、急流の河中へ投げ込まれたジョー・モーゼ(ロバート・ミッチャム)は人里離れた原住民の村に流れついた。そこには村人にまじり白人伝道師とその娘ジュリー(キャロル・ベイカー)がいた。この村はダム工事のため立ち退きを強制されていた。モーゼは、名前が聖書の中の予言者と同じであったばっかりに、300人の村人と動物たちを引きつれてアフリカ大陸を横断せねばならぬ破目におちいった。道中は大変だった。村人は彼を予言者と信じているので、満々と水をたたえたダムにぶつかった時など、聖書にあるとおり、水を2つに分けて通路をつくれというので、発電所にかけあったりした。一行が砂漠にさしかかった頃、村人の1人ウビが、モーゼを偽予言者だと言いだした。彼は自分が村人たちのリーダーになりたかったので、モーゼの出現が面白くない。そして伝道師を監禁し、邪神像を立てて村人を異教の中へひきこもうとしたがモーゼのため失敗。復讐のためにつけた火にみずから巻き込まれ、あえなく死んだ。目的地に近づいた時ジュリーはモーゼに、彼の前科が発覚しそうだからと脱走をすすめたが、彼は村人たちを目的地に届けるまで去る気にはなれなくなっていた。ジュリーの婚約者で弁務官をつとめていたロバートは、聖書の中でもモーゼは目的地に入ることは許されなかったと言って逃走をうながした。その時ジュリーは本当に愛しているのはモーゼだと悟りロバートをすて、去っていくモーゼの後を追うのだった。

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