砂漠の情火

1919年製作／アメリカ
原題：The Flame of the Desert

ストーリー

ロンドンで開かれた凱旋祝賀の舞踏会において、イサベル夫人はシーク・エッサッドに会う。階級異なるエジプト人ではあるが彼の雄々しさに心牽かれる。シークはエジプト人の中ですら彼等の仲間と思われていたが、実は英国の軍人であった。夫人の弟チャールズは賭博のため財政上の窮乏に苦しんでいたが。彼はカイロに駐在の書記官を命じられ姉と共に任地へ出発した。酋長アブールは反逆を企て、チャールズを捕え金銭を餌に彼を動かし秘密の暗号を知った。しかしシークは全部を英軍に報告していた。イサベルはシークと会う度に彼を恋う心は熱烈を加えていく。弟の名誉を救うため夫人が独りでアブールの天幕へ行き窮地に陥った時シークは到着して夫人を救う。彼が真は英国軍人なるを知った時夫人の火のような恋は高く凱歌を挙げたのであった。