豪傑ラリー

解説

ラリー・シーモン氏の第一回長編喜劇でチャドウィック社の製作である。すなわち「笑国万歳」の前の作品で、原作はウィルソン・コリソン氏およびエイブリー・ホプウッド氏原作の舞台劇を、シーモン氏自身監督したものである。対手役は「我れ一度怒れば」「天晴トニー」等出演のクレア・アダムス嬢で、喜劇俳優として有名なチャールズ・マレイ氏も出演している。

1924年製作/アメリカ
原題:The Girl in the Limousine

ストーリー

トニーには幼馴染みの恋人があったが、彼が内気で恋を言い出す事が出来ないでいるうちに、娘は他の男と結婚してしまった。トニーは悪漢に計られ娘の家へ気絶したまま担ぎ込まれ女の寝意を着たまま娘のベッドへ入れて置かれた。正気づいた彼の驚愕、娘の夫の嫉妬、色々と滑稽な事件が起こったが、盗賊が宝石を盗みに入ったのをトニーが発見し追跡の大活劇あって悪漢は捕らえられ、宝石は取り戻された。批評ー良い長編喜劇で、活劇と喜劇に満たされている。良い館に向く映画である。(ニウス誌エル・シー・モーン氏)

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