血戦

解説

「最後の乱闘」「断崖の侠皃」と同じくバック・ジョーンズ氏主演の西部活劇で、アデール・バフィントン女史の原作を、ポール・ギャンゼリン氏が脚色し、レイ・フリン氏が監督した。ジョーンズ氏の対手役は「ボクシング修羅王」のキャサリン・ペリー嬢で、ラリー・デイヴィッドソン氏その他が助演する。

1927年製作/アメリカ
原題:Blood Will Tell

ストーリー

バック・ピータースは父と口論の末、家出していたが父が死去しその牧場が己れに譲られたことを知り、久しぶりで故郷へと立ち帰りその土を踏むことになった。途上、彼はサリー・モーガンという乙女とその弟とに近付きとなり、そして2人がこれからピータース牧場を買い取りそれを経営するのだということを聞かされ、さては何人かがバックの名を利用して牧場を売ろうとしているのだと気がつき、真相確かめんとしているところへ、古い雇人のサンディーに出会い、彼の口から、父なきあと牧場は新たに来たジム・コーワンという監督の支配の下にあり、そしてジムはサリーに牧場を売りつけるばかりか、あわよくば彼女までも手に入れんとしているのである、ということを知った。バックは己れの顔の知られていないのを幸いに、牧場へ牧童として入り込み機会の到来を待つ。その内に、コーワンはバックが牧場主であることを知り、彼の命を奪って陰謀を成就なさんとし、一味を使嗾してバックに迫った。かくてバックはこれら無頼の徒を向かうに廻し、一大争闘の後、彼らを絶減し、その上で改めてサリーと結婚して共々に牧場を経営することになった。

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