結婚破壊業

解説

「牡丹刷毛」「妙な世の中」等同様メトロ社ヴァイオラ・ダナ主演映画で、「妙な世の中」やユ社映画「薄氷を踏む女」「鉄拳娘」其他を監督したダラス・M・フィッツジェラルド氏の監督。メタ・ホワイト女史の原作をアーサー・ゼルナー氏が脚色した。相手役はユ社連続等でお馴染みのジャック・ペリン氏。喜劇である。

1921年製作/アメリカ
原題:The Match Breaker

ストーリー

ジェーンは自活せねばならなかった。しかし彼女には別に職もなかった。詮がなく唯一つ男の気を惹く事の巧いのを利用し望ましからぬ縁談や恋愛事件の破壊を引き受けるというような奇抜な稼業を始めた。彼女の最初の顧客は父親が魔性の女に迷わされているのを心配したバトラー青年であったが、困った事にその父親からも彼女はその青年が美しい女と料理店に行った故妨害をする様にと頼まれた。実はその美人とはジェーン自身の事なのである。年甲斐もなくバトラーの父は遂に魔性の女の手に乗って或夜汽船に誘い出され憂目を見ようとしたが、ジェーンは悪人の謀計を暴露し父親を窮地から救った。かくて青年の依頼は果たしたが、父親の依頼は彼女には果たせなかった。何故ならば彼女と青年とは互いに相愛の仲となったので。

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