結婚の贈物

解説

「アメリカの恐怖」と同じくジョーン・ベネットとケーリー・グラントが主演する映画で、ポール・ギャリコの原作を「片道切符」「罪と罰」のジョセフ・アンソニーが脚色し、「小牧師(1934)」「地下の雷鳴」のリチャード・ウォーレスが監督にあたり、「青春の溜息」「浪費者」のレオン・シャムロイが撮影した。助演者は「オペラ・ハット」「地獄船モルガン」のジョージ・パンクロフトを初め「放送ビルディング」のコンラッド・ネイゲル、「深夜の星」のジーン・ロックハート、「放送豪華版」のイエズ・コートニー、「情無用ッ」のエドワード・プロフィー、「愛と光」のパーネル・プラット、「虎鮫島脱獄」のダグラス・ウッド等である。

1936年製作/アメリカ
原題:Wedding Present

ストーリー

シカゴの新聞記者チャーリイは同僚モニカ・ラスティと恋仲だったが、2人共妙に意地っ張りなので、いつも今1歩のところで喧嘩して結婚出来なかった。ある日社会部長が辞職したので彼がその後釜におさまったが彼が余りにいばり散らすのでモニカが社員一同と共謀して散々彼に嫌がらせをやったのでチャーリイは憤慨して彼女を追い出した。モニカはニューヨークへ行って作家のドーデッカーと結婚しようとしたのでチャーリイは辞職して後を追った。するといつか彼が危ない命を助けてやったギャングの親分ベンスンが恩返しのために彼とモニカを無理に結婚させ様としたがドーデッカーに邪魔されて失敗した。チャーリイはくさってベンスンと酒を飲んで自らを慰め、刺激の好きなに結婚式の贈り物を考えた。それは消防自動車、警官隊、救急自動車でこれがモニカの気に入り、彼女はチャーリイと救急自動車で式場を逃げ出した。

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