金色の野に立つ女

解説

デイヴィッド・ベラスコ氏がかつて舞台劇として書き却した戯曲に基づき、アデレード・ヒールブロン女史が脚色し、「琴線の響」「街のマドンナ」等と同じくエドウィン・カリュー氏の監督した映画。主役は「幌馬車(1923)」で返り咲いたJ・ウォーレン・ケリガン氏と、「混線婿君」「バヴー」等出演のシルヴィア・ブリーマー嬢で、その他ラッセル・シンプソン嬢、ローズマリー・セビー嬢、ウィルフレッド・ルーカス氏等が共演している。

1923年製作/アメリカ
原題:The Girl of Golden West

ストーリー

加州に金の発見された頃の物語。山賊メレッツは酒場の持主なるミニーという美しい娘を恋した。ラメレッツを恋していた踊り子のニナは、彼がミニーに心引かれている事を知って嫉妬に耐えず、彼が山賊である証拠を携えて酒場へ来た。この時シェリフのランスは、嵐のためにミニーの小屋に夜を明かそうとしていたラメレッツ捕縛に小屋を襲った。ミニーは彼を隠してシェリフを追帰したが、彼が山賊であることを知って小屋を去るように命じた。ラメレッツはシェリフに射たれ、傷ついて再びミニーの小屋に逃げ込んだ。恋する男の傷ついたのを見たミニーは憐れと思って彼を隠し追跡して来たシェリフとカルタのゲームを試みて、もし負ければラメレッツを渡し、自分もシェリフの妻になろうが、もし勝てばラメレッツに自由を与え、小屋を去る事を誓わせた。勝負はミニーの勝ちであった。シェリフは約に従って小屋を去ったが、ニナに扇動された村人達がラメレッツを私刑にしようと殺到した。ラメレッルが危地に陥った時シェリフは彼を助けに来た。しばらくして改心したラメレッツはミニーと幸福な生活に入る。

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