輝く三色旗

解説

エミール・オジュ氏作の舞台劇を映画化したものでアデレイド・ヒールブロン女史が脚色し、「極楽突進」「女名捕手」等と同じくクラレンス・G・バッジャー氏が監督した。主役は「駅馬車(1925)」「極楽突進」「紅ばらの唄」等出演のベティー・カンプソン嬢が演じ、相手役には「紅椿」等出演のウォーレス・マクドナルド氏、「金色の寝床」等出演のセオドア・コスロフ氏が出演し、その他シェルドン・リョイス氏、マーガレット・セドン嬢、ゲイル・ヘンリー嬢、ジョセフ・J・ダウリング氏等が助演している。

1925年製作/アメリカ
原題:New Lives For Old

ストーリー

欧州大戦もたけなわなる頃のパリの舞姫オランプは田舎の伯母を訪ねた折り伯母の家を行軍途中の宿とした米国大尉ヒュー・ウォレンと恋し合う仲となった。大尉は惜しい別れを告げて戦線に向かった。オランプもフランスのために役に立ちたいと思いドイツの秘密を暴く任務についた。ドイツの嫌疑を被っている仏軍参謀部の将校ポール・ド・モンリシャールの秘密を掴むことが彼女の第一に受けた命令であった。劇場で彼女の尻を追い回していたポールを色仕掛で罠におとすことは容易らしくて中々に難しく、彼ら一味の尻尾を押さえることは出来なかった。けれどもオランプの働きにより仏軍は戦敗を免れ米軍一個師団の全滅を未前に救うことが出来た。しかしオランプの功績は国事探偵の性質上秘密にされた。やがて大戦は終わりオランプはウォレン大尉夫人として渡米したがウォレン家の人々就中姑は彼女が氏のないものであることを軽蔑した。ところがモンリシャールの出現により一時窮地に陥ったオランプはそのため彼女の功績が明るみにでて幸福な新生が始まったのである。

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