女の戦場

劇場公開日:

解説

「私刑される女」のアラン・ドワンが製作監督した朝鮮戦線の看護婦を扱った戦争映画。1953年作品。脚本は「勇魂よ永遠に」のアラン・ルメイ。撮影は「私刑される女」のレジー・ラニング、音楽はヴィクター・ヤング(「楽しき我が家」)の担当。「私刑される女」のジョーン・レスリー、「嵐に叛く女」のフォレスト・タッカー、「凸凹透明人間の巻」のアーサー・フランツ、「偽りの花園」のジェフ・ドンネル、「闘う沿岸警備隊」のベン・クーパーなどが出演している。

1953年製作/アメリカ
原題:Fight Nurse
配給:リパブリック日本支社=NCC
劇場公開日:1954年5月3日

ストーリー

朝鮮戦争がおこって間もなく、航空看護婦ポリー・デイヴィス(ジョーン・レスリー)は朝鮮配属を志願して東京羽田空港にやってきた。ここへ来れば、前線に参加している恋人のマイク・バーンズ大尉(アーサー・フランツ)に会うことができると思ったのだが、ヴェテラン揃いの同僚は戦場では恋愛をするひまはないと彼女をたしなめた。東京から朝鮮へ向かう機上で、ポリーはパイロットのビル・イートン大尉(フォレスト・タッカー)と親しくなった。激しい戦場の様相は、ポリーの浮いた気持ちをひきしめた。マイクとは会うことができたけれど、戦局は国連軍に不利に展開し、とても結婚どころのさわぎではなかった。ポリーとビルは次第に親密の度を加えていったが、そのころポリーは過労で身体を害していた。その後まもなく飛行機が海上に不時着し、マイクは重傷をおい、ポリーも負傷した。傷が癒えれば、2人は故国に帰って結婚することができるのだが、看護婦の重い任務に目ざめたポリーは、マイクを故国で待つ婚約者の許に送り、休戦の日まで戦場に止っていた。

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