オレゴンの勇者

解説

ユ社独特の歴史的教育連続映画で「西部の勝者」「豪勇ビル」等と同じく監督はエドワード・レムル氏、主役も同じくアート・アコード氏である。原作及び脚色も又「豪勇ビル」等同様ロバート・ディロン氏で、「電波王」其他連続物でお馴染のルイズ・ロレイン嬢が相手役、其他「豪勇ビル」で大活躍を見せたデューク・リー氏等が出演している。米国西部開拓時代に於ける有名なルィス・クラーク遠征当時の挿話として巧みに譚を展開している。(全18篇)

1923年製作/アメリカ
原題:The Oregon Trail

ストーリー

西部開拓時代、ささやかな西部の1地方に於いて横暴なシンジケイトが事業を独占し、力なき住民を悩ませていた。此不平均な有様に反抗するジャンは独り愛犬ジェリーと共に山中に棲んでいた。その近くに住む土地所有者ヴァラケッツは孫娘ロヂタと共に暮らしていたが、暴戻あくなきシンジケイト団は其土地を買収して漁夫の利を占むべく種々と策略を循らしていた。此奸策を見抜いてヴァラケッツは絶対に土地を売らなかった。ジャとロヂタはかねてから相愛の仲であったが、ジャンに心面白からぬクーリエーは故意に争いを起こしてジャンの相手を射殺し、その罪を彼に被せて捕らえ様とした。素早く悪人仲間を打倒したジャンは身を持って脱れたが、振り返れば愛犬ジェリーが殺されようとしている。驚いた彼が愛犬の為に、憤然取って返した折柄、危険にも背後から独りが銃を擬して彼を狙っている。

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