大雷雨

劇場公開日:

解説

「裸の町」のマーク・ヘリンジャーが製作を担当した1941年度作品で、リチャード・マコーレイと、ジェリー・ウォルド「ジョニー・ベリンダ」の製作者が脚色、「賭博の町」のラウール・ウォルシュが監督した。撮影は「愛憎の曲」のアーネスト・ホーラー、音楽はアドルフ・ドイッチェ「鎧なき騎士」のマレーネ・ディートリッヒを中心にエドワード・G・ロビンソン「他人の家」、ジョージ・ラフト「ボレロ」が主演し、アラン・ヘール、フランク・マクヒュー、イヴ・アーデンらが助演する。

1941年製作/アメリカ
原題:Manpower
配給:セントラル
劇場公開日:1951年8月7日

ストーリー

ハンク(エドワード・G・ロビンスン)とジョニイ(ジョージ・ラフト)はカリフォルニアの電力会社に勤める保線工夫で、大の仲良しであった。ある時、嵐のために年老いた工夫が殉職して、主任のハンクは先ず犠牲者の娘フェイ(マレーネ・ディイトリヒ)に事故を知らせに出かけその美しさにうたれた。ジョニイもたえずフェイにつきまとってはいたものの、ハンクの執心はついに彼女を射落とし、2人は結婚することになった。ある修繕作業で負傷したジョニイは、ハンクの家で静養することとなり、フェイと毎日顔を合わせなければならなかった。ハンクに対して良い妻になろうとつとめていたフェイも、若いジョニイの情愛には心ほぐれ、ついに2人は恋におちて、彼女は駆け落ちを決意した。それを知ったハンクはジョニイを殺そうと鉄塔上に挑みかかったが、しかし凄絶な乱闘の間に、年老いたハンクは下へ落ち、若い2人の将来を許したあと、静かに息を引き取っていった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0ウォルシュ×Gロビ×ディートリッヒ

2024年5月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ラウォール・ウォルシュ監督×エドワード・G・ロビンソン×マレーネ・ディートリッヒというだけで観たくなる映画🤗

電力会社の工事男たちが大雷雨で電線が切れると直しに行く物語から入って、マレーネ・ディートリッヒが絡んだ恋愛ドラマになっていく映画🎥

雷&暴風雨で大きな電送線が倒れる場面、濃霧の中を飛ぶ飛行機が送電線に引っかかる場面。そして高い電送塔の上で繰り広げられるバトルなど見どころ多数。

エドワード・G・ロビンソンは女好きだがモテない役を演じていて、個人的には「彼にピッタリの役柄だ…」などと思った😅笑

マレーネ・ディートリッヒは相変わらずの脚線美も見せる場面があって素敵😍💕

なかなかの娯楽作であるが、工事夫たちの男だらけの会話が女がらみのトーク多い。また、滑ったジョークも多々あり🤣笑

[余談]
本作は、現在シネマヴェーラ渋谷で開催中の「ラウォール・ウォルシュ監督特集上映」のラインナップに入っているが、どうしても都合が合わないため、ブロードウェイ社DVDを購入して鑑賞。

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たいちぃ
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