歌う捕物帖

劇場公開日:

解説

「我が道を往く」「楽し我が道」と同じくビング・クロスビーとバリー・フィッツジェラルドのコンビを売る1949年映画で、製作はロバート・L・ウェルチ。エドモンド・ベロインとリチャード・ブリーンの脚本から「われら自身のもの」のデイヴィッド・ミラーが監督、ライオネル・リンドンが撮影、ロバート・エメット・ドーランが音楽(共に「腰抜けと原爆娘」)に当たる。主演コンビの他、「われら自身のもの」のアン・ブライス、「育ちゆく年」のヒューム・クローニン、アイリン・クロウ、ジョン・マッキンタイアらが共演。

1949年製作/アメリカ
原題:Top o' the Morning
配給:セントラル
劇場公開日:1951年8月14日

ストーリー

アイルランドの平和な村ブラウニー・キャスルの城内から、突然宝物のブラウニー石が盗まれた。村中は色めきたち、早速巡査のマクノートン(バリイ・フィッツジェラルド)と部下のデヴァン(ヒュウム・クローニン)の大活躍となるが容疑者はあがっても犯人は一向に目星がつかない。一方、ニューヨークの保険会社員ジョー・マルクイーン(ビング・クロスビー)は石に50万ドルの保険がついているので現地に派遣され、身分をかくして事情をさぐるうち、マクノートンの娘コン(アン・ブライス)と知り合った。コンは、彼こそ祖母がつねづね教える「結婚の条件」を備えた男ではないかと思い始め、怪しげな迷信であるその「夫の条件」を、幸運にもジョーがみんな持っていることが判るとコンはたちまち彼に恋してしまった。彼が保険屋であることを見抜いたマクノートンは、娘が夢中になるのに苦りきったが、彼なくしては捜査も進まないことは判りきっていた。老朽のマクノートンは主任の位置をデヴァインにうばわれ、コンはそのことから更にジョーの素性を知ることになって、彼女は悲しみの底につき落された。ある日、デヴァインのいとこが車から落ちて死に、現場を見たジョーは他殺と断定して犯人の目星をつけた。関係者を呼び集め、ジョーが狩り出して見せた真犯人はデヴァインであった。石もめでたく発見され、よろこびの老巡査の横で若い二人は固く抱き合った。

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