フランス、幸せのメソッドのレビュー・感想・評価

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5.0メイキング映像も素晴らしい

2022年10月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

長年勤めた会社が倒産して職を失った中年の女性,家政婦の仕事を見つけたのは若い金持ちの証券トレーダーの家.この設定そのものが意外な展開を予想させますが,まさに「世間は狭かった」という話.
原題のように,富の分前(part)をテーマにした,社会派ドラマと言っていいでしょう.最後の,おかしな修羅場も,一つの誇張表現として許せます.
最近の日本映画には,このような鋭い社会性を持った映画はあるのでしょうか?韓流ドラマにはよくあるように思います.このような芸術分野の「文化資本」の格差が,市民運動や労働運動の内外格差につながっているような気がします.
原題は「私の取り分」というような意味でしょうか.邦題はかけ離れ過ぎ・・・いや,深読みすべきかも.
メイキング映像も実に素晴らしい。これだけで一つの映画作品になっています。昔、フランソワ・トリュフォーの「アメリカの夜」という作品がありましたが、あれは、いわばメイキング映像を作品にしたようなものですね。記憶は薄れていますが、完成度ではこれに匹敵するかと。
ブログにも書きました(ペガサス・ブログ版)。

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yamamoto ryohei

3.5何だこれ⁉️

2022年6月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

笑える

楽しい

怖い

何だかんだで、2回目の鑑賞👏
セドリック・クラピッシュ監督の得意技、ストーリーの劇的な展開😱
こんなオチ、よく考えたな👍
ラストのフランスの笑み😏
なんか怖い😅
ちなみに主人公フランス、仕事はパリ、住まいはダンケルク、という設定です👏

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ヒックス伍長

3.0最後のフランスの行動を誰か説明して欲しい。 アルビンの誘拐を警察に...

2020年7月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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nopasanada

3.0超個人主義のフランス人の不思議

2019年7月4日
スマートフォンから投稿

悲しい

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riko

2.5後味は悪い

2018年11月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

悲しい

難しい

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ちろ

4.0私は好き

2017年12月17日
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こな

3.0ラストに、え?

2016年9月7日
iPhoneアプリから投稿

ラストに驚きました。

皮肉たっぷりというか、ハッピーエンドなフランス映画を観たいひとにはおすすめできません。

ラストのせいで悪くいえばすべて無かったことに。

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Ayaka

5.0クラピシュ好きはマスト! フランス映画の毒が好きな方もぜひ!

2012年9月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

怖い

知的

まず最初に書いておきたいこと、それは

「立場のちがう男女が、お互いを意識するなかで
それぞれの価値観を認めあうハートフルストーリー」

といったイメージがあるなら、それはまるでウソだということ。
(タイトルと、宣伝文句のせい? 自分もそういうふうに思っていましたが
いい意味で裏切られてとても快感です)

日本語タイトルがほんとに意味不明なものにされていますが
原題は「Ma Part du Gateau」、
「(ケーキのなかの)わたしの取りぶん」といった意味。

フランス映画らしい、そしてクラピシュ作品としては
「百貨店大百科」を想起させるような
「おいおいそれが結末かい!」というラスト数分です。
確かに、いやな後味であることに間違いはありませんが
「待ってました!」という感じです。これでこそだ。

だから「ああーいい話だったねえ」というような映画を求めているのであれば
見ないほうがよいと思われます。裏切られすぎて心を病むかもです。

社会の理不尽にハッピーエンドなんてねえんだよ、という皮肉と風刺を
おしゃれな雰囲気と時折挟み込まれる乾いた笑いで見せていく、のが
クラピシュ監督の流儀であり、この作品を鮮烈なものにしています。

主人公の女性の名前は、「フランス」。
勤務先の工場の倒産で失業を余儀なくされ、
イギリスの金融界で働くバリバリのエリート男の部屋で
家政婦のアルバイトをします。家族を養うために。

舞台設定からして皮肉たっぷり、フランスという国と
3児のシングルマザーで失業中の女性を重ねています。
そしてその「フランス」はグローバルビジネスにこき使われるポジション、
というわけです。

長編デビュー作である「百貨店大百科」のどんでん返しだけでなく、
「猫が行方不明」で、必死になって猫を探した功労者の
アラブくんが抱いた恋心を木っ端にしていたり。
「PARIS」では大学教授と生徒の恋がめちゃめちゃな結末を迎えたり。
とかく、「理想のほのぼのストーリー」のふりをしていて
途中で突き落とすような展開は、セドリック・クラピシュ監督の妙味でしょう。
そしてその突き落としは社会風刺によって裏打ちされている。

今回のこの映画は、見事なまでのクラピシュ節です。
そうとうに観る人を選ぶと思いますが
(ゆえに日本で劇場公開されなかったのでしょうが)
フランス映画ならではの風刺やシニシズムが好きな自分としては
久しぶりに観た痛快優良作品でありました。
ラストの、脇役たちによって行われるシュプレヒコールのような掛け声が
いろいろな方向から深く突き刺さりました。
文句なしの5。

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ファントムくん

3.0社会派問題作品好きには良いのかも知れないが?

2012年9月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

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ryuu topiann