「ジェフリー・ディーン・モーガンがいい」クーリエ　過去を運ぶ男　古泉智浩さんの映画レビュー（感想・評価）

　『ウォッチメン』でコメディアン役が最高だったジェフリー・ディーン・モーガンが凄腕の運び屋で巨大な陰謀に巻き込まれる。今回の役もタフな場面にいろいろさらされて苦しみながらもがくような感じがすごくよかった。痛みを引き受けてそれでも立って前に進むようなところが色っぽい。

　ボクシングジムを経営しているおじいちゃんと仲良しな感じがすごくよかったのだが案の定、殺されてしまった。

　お話自体はそれほど面白いわけではないのだが、登場人物を魅力的に描いていてよかった。