ワンドゥギのレビュー・感想・評価
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いい映画なんだけど。
障害者を父に持つ不良少年が、教師や自分を捨てた外国人の母親との関係を通じて成長していく物語。いい映画ですが、個人的には響かなかったかな。
今の若い子にこそ観て欲しい。
面白かった。
今の若い子に観て欲しい。
親によるDVとかは置いといて、
甘えて親ガチャとか言ってる人に観て欲しい。
環境は自分では選べないし、人のせいにして人生を送るのは
容易いけど、もがいてもがいて少しでも良い状況にと行動
してこそ周りの人が力を貸してくれて状況がよくなってくる
んじゃないかな?と思える映画でした。
しかし今の子が観たらファンタジー映画に見えるのかな?
こんな先生ありえんだろって思うんじゃないだろうか?
粗暴に見えるけど、決して親のことは馬鹿にしない
儒教の国だからか目上の人には礼儀正しい先生が嫌いには
なれないし、こんな先生いたよなと僕は思えました。
ワンドゥクも、僕が若い時にはその辺にいた不良じみた子
って感じでとても共感が持てました。
親のこと、恋愛のことも描かれてて良い青春映画でした。
ユアイン
全然悪くない。大阪舞台で語られるようなよく見る物語なのだけれど、日本では最早井筒和幸系の小林基太郎とかしか撮れなくなったゆるい人情ものをちゃんと成立させている。障害者を父に持つ不良少年が、自分を捨てたフィリピン人の母親と再会して、新しい黒のパンプスを買ってあげるなんて話を、山田洋次的に垢臭くどぎついヒューマニズムに拠るでもなく、阪本順治的にドスの効いたリアリズムに回収するでもなく、さらっとゆるく成立させる手腕は結構貴重な気が。薄味で、ジャンクでもなく、でも良い感じってなかなか出会えない。学校青春ものであり、階級闘争ものであり、キックボクシングや恋愛もはさみつつ、韓国で540万人動員って、やっぱり韓国の文化受容基盤は凄くちゃんとしてる。
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