劇場公開日 2012年12月15日

「大人が楽しめる」ONE PIECE FILM Z ひちょさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5大人が楽しめる

2013年1月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

萌える

一度見るとき、千巻は見てからにしようと思いながら鑑賞。
様々なギミックが巧く生かされており、何よりZがなぜZであるのか。
それをストンと最後に落としてくれた瞬間、スタッフロールを眺めながら映画を振り返り、そして熱く目頭に涙がたまる。
さほどワンピ自体に思い入れがあるというわけでもありませんが、今回は気になって鑑賞。
しかし個人的にはかなり気に入った作品となりました。

何より、ワンピファンが作るワンピという感じ。
見たいアクションや、泣かせどころ、笑えるやりとりもキチンと収まっている。
細かい設定等、千巻に尾田先生の落書きのように書かれている部分が本当に生かされてたりして笑える。

そして冒頭にもかいた「Zが何故Zであるか」ということ。
見終えたあと、再びオープニングのスタイリッシュで且つレトロな映像を思い出すと、そこにも意味がありホロリと来る。
千巻に目を通すと、そこには尾田先生が描いたZの生涯があります。
そして最後の注意の一言がキチンと生かされているのも納得の出来。

大人も子供も見て楽しめるとおもいます。
それとアクションシーン。
冒頭から「え、これすごい枚数」って思いながら目をカッと開いて見ておりましたが。
いやいや、かなりヌルヌル動く。
動き一つ一つに激しく燃えて萌える。

ちっちゃいナミも可愛いですが、個人的にロビンが激しく萌えました。
これはもう一度、ストーリーを把握した上で見たいなと思った出来でした。

ひちょ