劇場公開日 2012年10月20日

  • 予告編を見る

希望の国のレビュー・感想・評価

全32件中、21~32件目を表示

3.0悲劇を忘れてはいけない事実への戸惑い

2013年2月4日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
全竜

4.02時間の俳句

2013年1月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

薄く雪に覆われた被災地は不思議な世界だった。
爽やかさすら感じる雪の所々に顔を出す震災の傷跡。
安全と危険の境界を知らなければ安心はない。なのに境界は曖昧だ。
自ら境界を確信して、巨大な現実と戦えるのはむしろ余裕も力もある人かも。
色んな形で現実や不安と折り合いを付けてゆくしかない普通のひとびと。
監督にとっては難しい映画だったでしょうね。
あまりにも生々しく、どうまとめても時間の経過の中で思いは欠落してゆく。
世間が変わり、自分が変わる。当然評価も変わる。
今の思いを封じこめておいて欲しい。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
HigeKobo

1.5暑さも喉元を過ぎれば忘れ去るのは人の世の常、しかし当事者には永遠の出来事

2013年1月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
ryuu topiann

4.0意義深い

2012年11月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 園監督作品では「自分が不幸なのは親のせい」というメッセージが色濃く描かれていて、とても苦手だった。それが『ヒミズ』では、被害者意識から踏み出し自ら手を汚す事を選択する表現がなされていてとてもよかった。しかし今回の映画は、今まで親に責任をなすりつけていたのが、国や東電に代わり、また被害者意識や被害者の立場がテーマに戻ってしまい残念だった。

 園監督には、もっともっと怒りを燃やしていただいて、国や東電にテロを仕掛けるような映画を作っていただきたいと切に思った。

 震災と向き合った映画というから期待していたのだが、放射線被爆から避難する人が中心で、見たいテーマとは違っていた。

 役者さんの演技は素晴らしく、震災の景色が映画として残る事は非常に意義深い。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
吉泉知彦

3.5園監督作品みるの2本目…

2012年11月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

‘自殺サークル’以来に観た園作品。
どの作品も話題になり、評価も高いのですがイマイチとっつきにくい雰囲気があり…結構スルーしていました。
震災後、誰もが考えさせられている原発問題。
こんな事故になることは一切考えもしなかったから原発を導き、共に過ごしてきた人たち。おそらく、こんな事故は微塵も考えなかった人の方が多かっただろうな…。
自分は何もしていないのに、ある日突然住む場所を奪われ、近しい人と離れ離れになることや、原発を恐るあまり過剰に防御してしまう人、どれもこれも、どこで間違えてこうなったのか、追求のしようのない問題ばかり描かれていました。
泣けるというよりは深く考えさせられる物語でした。
それに加えて、大谷直子さん、久々に見たのですがうまいですね〜。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
peanuts

5.0感動した。・゚・(ノД`)・゚・。

2012年11月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
初台験

5.02012年、今観なければならない作品。

2012年11月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
matsumo

4.0生きる希望を捨てるな。

2012年11月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
ハチコ

4.0「面白かった」ではなく「観てよかった」

2012年11月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
耶馬英彦

1.0失望

2012年11月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

園子温監督の「冷たい熱帯魚」に衝撃を受け、注目していたのですが、今作は本当にガッカリな作品でした。ガッカリ度合いは、映画レビューサイトでこの作品について低い評価をされている方々のコメントを読んでいただければ、私の気持ちはほとんど代弁されているので割愛しますが、そんな低評価群の中でも、この点に突っ込まれているコメントを発見できなかったので、自分で書いてみることにしました。

映画の中で、こんなセリフがでてきます。
「一歩二歩三歩なんて今の日本人にはおこがましいですよ、これからは一歩一歩一歩一歩一歩ですよ。」

このセリフに感銘を受けている方も多く見られたのですが、私には、まったくもって謎なセリフでした。
なぜ「おこがましい」のか?さっぱりわかりません。
災害に見舞われたのに「おこがましい」とは?さっぱりわかりません。
まるで、何か悪いことをした結果、現在の惨状(地震・津波)が起きたかのような物言いに激しく違和感を感じました。
しかも、「日本人」という他人事な物言いにも違和感を感じました。

「このセリフが印象的だった」と好意的なコメントをされている方達の中には、「一歩二歩三歩なんて今の『私たち』にはおこがましいですよ、…」と、セリフを間違って記憶されている方も散見されました。
それほど、このセリフにハマるのは、『日本人』という言葉ではありません。
なぜわざわざ『日本人』と特定的な表現を選んだのか?
激しく違和感を感じるセリフでした。

それまでも感情移入などしていませんでしたが、このセリフが出てきてからは、穿った見方しかできず、尚のこと、この映画から感情が遊離していきました。

映画もメディアの一種と考えれば擁護するのも仕方ないのかもしれませんが、
「テレビは嘘をついていない。医者が嘘をついているんです。
(だから悪いのは、メディアではなく医者)」
といった意味合いのセリフにも激しく違和感を感じました。
そんな詭弁をよくも堂々と言って退けたものだと。
iPS細胞虚偽の森口氏の事件もホヤホヤなだけに、頭の中が疑念でいっぱいになりました。

こうなってくると、やたら「杭」に何かの象徴を求めようとする演出まで、穿った見方が湧き上がってきます。

「メディアの責任」はあると思います。
園子温監督も、自分の作品に責任をもつべきだと今回は感じました。
注目していた監督だけに、本当にガッカリです。
正直、「希望の国」は、園子温監督の作品だから見ました。
何の下調べもせず、文字通り「園子温監督の作品だから」見たのです。
今後は「園子温監督の作品だから」見ないかもしれません。
それぐらいガッカリました。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
mori

5.0現代の神話

2012年10月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

この映画は「脱原発」の映画ではない。

目に見えない、得体の知れないもの。
それでいて、巨大で、邪悪な力。

そんなものが現実に現れたら、そんな現代の恐怖とどう対峙するのか?
初老夫婦やその息子夫婦、若い恋人たちと3つの形を描き出す。

最後まで、ぶれなかった初老夫婦が素晴らしい。
静かなる愛情と、弾けるような熱い愛情が二人を包む。
夫役の夏八木勲が見事に、真のパターナリズムを演じきった。
最後の場面などは、クリント・イーストウッドと2重写しになった。

認知症の妻役の大谷直子も素敵だった。
「とうちゃん、帰ろうよ」が口ぐせ。
そして、帰っていった場所でのだんなと二人きりの盆踊り。
なんて幸せな場面なんだろう。

身ごもった若い妻は、放射能恐怖症に。
でも、二人の赤ちゃんのためならなんだってするという彼女を、
誰が非難できる?
そんな確信の前では頼りない夫は、迷いながらも従っていく。

若い恋人たちも、普通だったらこんなにカッコよくはなれないはずだ。
彼女の両親を探していく過程で、感極まって言う。
「戻るんじゃなくて作り上げていこう。俺と結婚しよう」と。

共通の敵が存在すると、二人の関係・愛情は強まる。
逆説的だけどそれは本当だろう。
それが永遠に続くことはないだろうが・・・
(永遠にしてのが老夫婦かもしれない)

現代の神話といった評論家がいたが、いま、それを超える言葉を知らない。

園子温監督は、この「希望の国」で、
原発の是非を超えた現代の神話を描き出したと言えるだろう。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
xtc4241

1.0あーあーってかんじ

2012年10月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
くそみまん