サカサマのパテマのレビュー・感想・評価
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映画館で首を傾けたくなった
発想は秀逸。ストーリーは王道。
話の展開と作品の特性上、作品の途中でコマの上下がぐるんと入れ替わるシーンがちょこちょこある為、「今どっちが上(空)だっけ?」と首を振って傾けたくなることうけあい。
分かったつもりになっているとラストの5分で
ひっくり返されます。この発想がいい意味で効いてます。
サカサマ感を満喫
逆さまのシチュエーションを存分に描いている。登場人物や世界観は読み切り漫画というくらいのボリューム感なので良くも悪くも把握しやすい。
描かれている二つの世界がどちらもフィクションなのが没入感を下げている気がする。
革新的かつ斬新な映画
この作品は革新的だと思う 反転世界という特殊なシチュエーションをうまく表現した映像には強く引き込まれた 脚本や音響がイマイチという人もいるが、初の長編映画でここまで独創的な映画を作れた監督が日本にどれだけいただろうか 先日見た風立ちぬの中にこのようなセリフがあった「創造的人生の持ち時間は10年だ」 吉浦監督は今「創造的人生」の中にいるのかもしれない この映画は北米 フランス ドイツ イギリス 韓国 台湾と、世界各国で上映されるらしい この作品が海外でも
ヒットすることを願うばかりだ
追加
大島ミチル氏の音楽は相変わらず安定感抜群だった そしてあの主題歌! エスペラント語を使った歌詞は神秘的で、心に迫るものがあった
期待してなかったからか最高に良かった!
演出、構成、音楽、美術、ストーリー、声優さん。何もかも平均点以上取ってると思います。テンポも良く、魅せるシーンも多くハラハラしたりキュンとしたり退屈する事がありませんでした。音楽の導入が時々唐突だなと思いましたが気になったのはそこくらい。
あとは軍事的要素や荒廃した機械工場の町。壮大な雲の景色と、オタクが好きなものが詰め込まれていてお腹いっぱいになりました。逆さま感も十分に表現し切れてたし劇場で見て良かったと思います。
寝ちゃったな〜
キルティンダンストのさかさま映画とポスターもにてたけどお話も似たようなものでした。
地底の世界とかもっと神秘的に描いて欲しかったな…なんとなく。工場の中みたいな感じでした。
パテマと恋に落ちちゃうのもなんか唐突で。
コウモリ人間も迫力不足だし、全体的に中途半端に感じちゃいました…
エイジの言動がひたすらウザい
設定良、ストーリー良、演出良、映像良、声優良、なのにひたすらエイジがウザくて感情移入が全くできずに萎える。
年相応の分別も理解力もない、自分は相手の立場を理解しない癖に相手には口を開かずに理解を求める、結果的に正しかっただけで正しさを担保する知識も知見も持ってない、そしてたまたまうまくいったことを誇る。
エイジも真実を知っていたわけではないし、手持ちの情報では言ってることは無茶苦茶。単なる反抗的で協調性のない厨二病の爪弾きもの。
落ちは設定から予想ついたけど綺麗に見せてるから悪くないし、色々伏線もきっちり回収してるし、本来ならベタ褒めものなんだけど、不良が無茶やってたまたまうまくいってハッピーエンドって一番嫌いなんだよ。
それが平気な人はいいんじゃないですか。
クラスメイトの女の子は可愛かった。
始めは新鮮なのですが…
逆さまの世界観の描き方がジブリの様なファンタジーで、始めは新鮮なのですが…
基本的には『アップサイドダウン』のパクリ(~_~;)だよね。
各キャラ設定の掘り下げが浅く、常に主要キャラ5〜6人で世界を動かしている感じが、御都合主義でストーリーの緊張感がまるで感じられない。
逆さまの世界観の核である設定の、『重力兵器』実験の失敗で一つの世界に『重力』が違う人種、エリアが存在するというのにも、いくらアニメといえどもリアリティに欠け、始まってすぐに辛くなりました。
アップサイドダウン 重力の恋人
笑うしかないほどネタかぶりが甚だしいですね。
何かの陰謀かと疑ってしまうw
とはいえ、作品の完成度は アップサイドダウンよりもこちらの方が上だと思う。
違う世界律の2人がだんだんと理解を深めていく過程をちゃんと表現しているからだ。
法律や慣習でなく法則が違う2つの世界の出会いには、やはりこういった感情の流れを描くべきでしょう。
頓知が効いているアニメ
これから見に行く人は絶対にレビューを見ないで映画館に行った方がいいです。
取り敢えず言えるのは「グラビティーマン」はトンでもなく恐ろしい奴だったと改めて思ったという事。
さて、この作品の面白いところは脳トレクイズのような物語ですね。
サカサマ世界の描写はもちろん眼を引くところですが、それ以上に構成に感心しました。
異世界の二人が出会って争って別れて…なんてのは使い古しもいい所の物語にちょっとしたトンチのスパイスを加えるとまた違った楽しみ方ができる、という事を教えてくれる。
物語をボーっと見ているとなんで主人公は処刑されないのか、とか、何であんな強面の警察がちゃちな武器しか使ってないのか、とか色々違和感が次々と浮かんでくるのだが、最終的には全ての違和感がストンと収まるようになっているのだ。
終わってみれば第一ヒント、この世界は「アイガ」という名前、でモロバレである。
答えに物語の最後で気づいた人は幸せだろう。
この作品のコンセプトを一番満喫した人だから。
残念ながら第一ヒントで気づいてしまった方でも場面の意味を紐解いていく面白さが味わえるだろう。
一番不幸なのは最後まで説明不足でよく分からなかったという人。
最後まで脳トレクイズは解けなかった、問題の意味に気づけなかったという事なので。
作品の完成度自体は85%ぐらいという感じで、今少し予算と時間があればより感動的だったのではないかと思うところはあるが、この作品の面白みにおいては蛇足のようなものなので差して減点になる気がしない。
ブルーレイで加筆されたら嬉しいかなって程度だ。
何にせよ、映像、物語ともに「サカサマ」を描いたこの作品は何とも知的で面白かった。
サカサマに考える
吉浦監督の劇場2作目実際は、4作目になるけど
ニコ動などでbeginningが配信されてから待ちに待った作品
前作のイヴの時間で監督の世界観に惚れ込みました。
今までの作品は扉の中を描いていてアクションシーンは存在しなかったが今作では扉の外を描いています。
重力が正常な人間と逆さまな人間が存在する世界で物語は進みます。
カメラの向きでどちらの人間視点なのかが変わります。
常に考えながら見れるので、眠たくなることはなく良かったです。
空に落ちていく。この表現は本当にすごかった
想像するなら、屋上とかから下を覗いた時みたいな感じになるのかな
劇場やからこそ味わえたと思う。
作品としてはすごく惜しい
題材はすごい良いけど、まだなにかが足りない
キャラクターが弱いっていうのもあるし、もう少し長くやってほしかった
先が読める展開が多くて、驚きはあまりない
悪い意味じゃなくて良い意味で
改善して欲しいとこが素人でもハッキリわかるので今後どうなっていくのかが楽しみ
本当に面白かった。
イヴの時間もぜひ
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