劇場公開日 2012年7月7日

「なんか子役のほうが」スープ 生まれ変わりの物語 ちえろきーさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0なんか子役のほうが

2013年1月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

知的

この作品色々不思議なことがある。
まず、一般的なロードショー作品だったはずだがが、びっくりするくらい、低予算で作られてない?俳優を除いてはまるで自主映画なみの低予算である。
もう少し死後の世界のシーンにお金を掛けてもよかったような気がします。
そのせいか、死後の世界のシーンが凄くかったるく感じました。
次に、生瀬さんのよさがあまり出てない気がした。
もちろん、この手の役はほとんどしてないせいか、どうもしっくりこない。生瀬さん以外の役者さんにもどうも緊張感が感じられないのだ。
映画というかドラマにとっては緊張感は必須であると思います。
これは、ベテラン役者さんには演出が出来ずに個々に任せたかのようである。
その点、無名な子役の方々のシーンは、緊張感があり充分納得出来る物だったような気がする。
普通、逆じゃないか?(みなさん演技が下手な役者じゃないはず)
伊藤歩さんは良かったと思いました。
色々とけなしてしまいましたが、映画を見終わって色々考えさせられた映画でしたので、評価は高くつけさせてもらいました。
ただ、もう少しお金をかけて、役者に演出出来ればずっといい映画になっていたように思えるし、興行的にも、数倍伸びていた気がします。

ちえろきー