劇場公開日 2014年7月5日

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「秀作」マレフィセント てつさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5秀作

2014年7月27日
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泣ける

アナの大ブレーク中に公開になった 同じディズニー映画という事で注目されたが 私は迷う事無く マレフィセントを評価する。

アナと雪の女王も良く出来た映画だと思うが 前評判と派手なプロモーション。そして 主題歌がひとり歩きした点などを考慮すると イマイチ期待ハズレだった感があり 商業的な押し出しが強く 全体的に子供向けな感じが否めない。

情景の描写の美しさ。 緊張感。そして何よりも マレフィセントに扮した アンジーの美しさ。色々なエピソードが飛びかっているが この役は彼女のためにこそあったものであろう。そう感じた方は多いと思う。

原作では 単に悪でしかなかったマレフィセント。 実は単にそれだけではなかった。 過去の深い事情。愛と 憎しみと 嫉妬と 後悔と 色々な感情が絡み合う 胸が締め付けられるような 切ない物語である。

マイナスと思うのは マレフィセントの占めるウェイトが多すぎて バランス的に もう少し他の役の押し出しを増やした方が 映画として面白くなるだろう。1人の為の映画になってしまっている。オーロラ姫の少し控えめな役作りも アンジーを引き立たせるためだと言われているが この辺りも意見が分かれる所であろうか。

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てつ