劇場公開日 2014年7月5日

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「綺麗なストーリーゆえ・・・」マレフィセント テリー伊藤ハムさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0綺麗なストーリーゆえ・・・

2014年7月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

単純

ディズニーの永遠のテーマでもあるだろう「善悪」と「真実の愛」を前面に押し出した映画です。

善の対は果たして悪なのか、否、本人達は両者とも善だと思っているのですね。

とても良い話だと思います。
特に、マレフィセントがステファンの実娘に対して愛情を深めていく過程の演技力は素晴らしいですし、涙が止まりませんでした。

ただ、「真実の愛のキス」という「慈悲」を設けているところはやはりディズニーであると感じました。

僕的にはその「慈悲」がなく、マレフィセントが後悔の念に苛まれるといったストーリーの方が面白いかなと感じました。

眠りから目覚めてからのシーンも少し残念で、翼が元どおりに生えたときは皆が心の中でツッコんだはずです。

全体的にやはり綺麗なストーリーにまとめてあるのは流石ですが、綺麗さゆえの・・・というところがあり星3つです。

テリー伊藤ハム