アイアンマン3のレビュー・感想・評価
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アベンジャーズ観とけばよかった…
アベンジャーズの出来事がトニーに与えた影響が描かれていたようで、アイアンマンシリーズしか観てなかったので先に観ておけばと後悔です。
何体ものアイアンマンの登場シーンはカッコ良かったです。
トニーの姿をみていると、いつも感じる事ですが物作りに対する意欲が湧いてきます。
物語としては一つ節目を迎えた感じかな。
いつもの様にエンドロール後にワンシーンあるのでお見逃しなく!
アイアンマンがパニック発作
これまで自信家だったトニーがアベンジャーズの戦いを経て自分の無力さを感じてしまったことがテーマとなっている今作。空母を救って、ミサイルを地球圏外へ運び重要な役割は全部アイアンマンが果たしたのに地球外生物や本物の神には叶わないという気持ちが自分を追い詰めていた。そんな中、愛するペッパーに近づく敵キリアンの影。マリブのトニーの自宅が攻撃されるシーンは物凄い迫力でした。そしてお決まりのエンディングはハルクのバナー博士が登場。今回のトニーの戦いを聞かされているのだがすぐに寝てしまったというオチwww
ペッパー強すぎ
最後の戦闘シーンはアイアンマンが何体もでてきて気持ちよかった
そしてペッパーまじつええ
スーツも使いこなすし、いきなりすごかった
最後の、I am ironmanはかっこよかった
トニー・スタークの「アイアンマン」の物語として綺麗に終わった
「アベンジャーズ」事件でスーツ依存症になったトニーが、テロリストのせいで自宅もスーツも無い孤立無援の状況に陥り、そこから立ち上がっていく話。
今作はスーツの新型が出るだけでなく、使い方もバリエーション豊富。かなり工夫された使い方も有って楽しかった。
敵は頭脳派で厄介だったけれど、意外すぎる決着には脱力。裏切者は描写が最低限過ぎて、うっかりすると見逃しそうだと思った。
トニーとインセンとの初対面のシーンが有ったのは嬉しかったが、逆にS.H.I.E.L.D.が今回の件だけ絡んでこないのは不思議だった。
スーツ無しでの覚悟を決めて、普通の体に戻り、恋人や友人も助かり、トニー・スタークの「アイアンマン」の物語として綺麗に終わったと思う。
やっぱり最高だった!
「アイアンマン3」字幕版、PS storeで鑑賞。
アイアンマンは1~2、アベンジャーズは、もうすでに鑑賞済みです。(^^)
アベンジャーズの戦いから1年後の物語が描かれて、今作のトニー・スタークは、前の戦いで、不眠症やパニック障害に患い、どこに行くにも、アーマーを持ち歩く「アーマー依存症」というべき状態に陥っていた。
その頃、アメリカ国内では、マンダリン率いるテロリスト組織「テン・リングス」が爆破テロを行っては、電波ジャックによる犯行声明を出していた。
今作の新たな敵である、テロリストのマンダリン。
トニー・スタークを恨む科学者キリアン。
人間の脳の未使用領域を利用して、人の能力を向上させるウィルス、エクストリミス。
今作は、前作より、さらにスケールアップされてました!
トニー・スターク邸がテロ組織によって破壊され、すべてを失うも、アイアンマンのファンの少年と出会い、協力し、あと、ローズ大佐も今作でも大活躍してました!特に終盤、吊るされた大統領をローズが助けるところもカッコ良かったw
俳優も非常に豪華で、なんといっても、「メメント」に出演してたガイ・ピアースが最高の悪役でしたね~(^^)
レビューを見てると、若干、低いような気がしましたが、個人的には、面白かったですよw
ド派手な映像、ド派手なアクションが最高だったなー
トニー・スタークが手を伸ばすと、アイアンマンの各パーツが飛んでくるところも面白い、ローズ大佐との掛け合いも面白いし、現社長・ペッパーも前作より、活躍してました!(^^)
そして、もうすぐ「シビルウォー」!
公開まで準備は整いました!あとは、公開まで待つのみ!!\(^o^)/
そういえば、エンドロール後に、ハルクのブルース・バナーがちょこっと出演されてましたw
トニーの話半分しか聞いてなかったのがウケたなぁ~w
ダメな部分の多い三作目
2013年5月上旬にTOHOシネマズ六本木ヒルズのスクリーン7にて3D版をオールナイト上映で鑑賞。
2012年夏に世界中で大ヒットした『アヴェンジャーズ』で2008年の『アイアンマン』から始まった“マーヴェル・シネマティック・ユニヴァース(MCU)”の“フェーズ1”が幕を閉じ、その興奮と熱狂が冷めやまない形で“フェーズ2”の最初の作品として本作『アイアンマン3』が製作され、前二作のジョン・ファヴロー監督は製作に回り、それらにアドバイザーとして関わっていたシェーン・ブラックが監督と脚本を担当する形で、話を発展させています。
“アヴェンジャーズ”の一員としてニューヨークでチタウリ星人と戦い抜いたトニー(ロバート・ダウニーJr.)は、その戦いを通じて、次の脅威に備えて、新型スーツの開発に没頭し、精神的に崩壊し始めていた。そんななか、トニーの運転手だったハッピー(ジョン・ファヴロー)が爆弾テロに巻き込まれ、瀕死の重傷を負い、親友に深手を負わせたテロリストのマンダリン(ベン・キングズレー)に対して、トニーは挑戦状を叩きつける(ここまでが粗筋)。
世間ほどではないですが、『アヴェンジャーズ』は楽しめた方で、MCUの過去作も『インクレディブル・ハルク』を除いて、全て満足していたので、フェーズ2の始まりである本作への期待が高めな状態で観てきました。シリーズ物の三作目で監督が代わる事はよくあり、今までの監督がノータッチな事も多く、色が変わりがちですが、監督はしなくても、ファヴローは携わり続け、今回のブラック監督も過去作に関わっていたので、作品のトーンは少し暗めとなり、『アイアンマン2』が内容的に明るすぎた為に、このトーンには若干の違和感があるものの、そんなに悪いものではなく、『アイアンマン』の序盤の武装ゲリラにトニーが拉致される件ほどシリアスでも無いので、本作が昨今の流行りのシリアス要素を取り入れなかった事は、そういうのを好まない自分には良いところだと思いました。ブラック監督が『リーサル・ウェポン』シリーズや『ラスト・アクション・ヒーロー』の脚本家だった為にクライマックスの舞台がタンカーだったり、随所に古臭い笑いが入っているというのも、面白い部分で、映像や内容は現代なのに、90年代風な要素を垣間見れるという事で懐かしさも感じさせ、『アイアンマン』との繋がりを持たせる点で一作目で語っていたスイスでのパーティのシーンに医師のインセンをショーン・トーブが再演する形で登場しているのも好感が持てたところです。しかし、作品そのものは非常に退屈で、ネタ切れを感じさせる内容という印象を持つほど、残念な一作となりました。
色は変わっていないのに、シリーズ物の三作目にありがちな失敗のパターンに陥っているところが多く見られます。その一つは印象的な悪役の不在で、一作目のラザ(ファラン・タヒール)、オバディア(ジェフ・ブリッジス)と彼が操るアイアンモンガー、二作目のアイヴァン(ミッキー・ローク)とジャスティン(サム・ロックウェル)と沢山のドローンたちは何れも容姿も存在感も大きく、それぞれが忘れられないぐらいの活躍を見せていましたが、本作はそういうのが居らず、“エクストリミス”の力で進化した敵が大勢現れても、忘れられないぐらいの存在を見せたキャラは一人も現れず、このシリーズで初めてパワードスーツを使わない敵の登場、『アヴェンジャーズ』の大ヒットによって、天下無敵のシリーズとなり、超大作路線の道をひたすら突き進んでも可笑しくないのに、今回の敵のヴィジュアルがMCU以前のマーヴェル作品を思い出させるB級センスが炸裂していて、今風じゃないことを大胆にやってのけているのに、それが全く活かされていないのは非常に勿体無く、この敵の不在は話の盛り上がりを失っているので、そこに痛々しさを感じさせます。二つ目は映像が汚く見えることで、今回は前二作や『アヴェンジャーズ』に参加したILMが未参加で、WETAデジタルがVFXを担当しているのですが、世界最高のVFX企業のILMの不在により、映像そのものが軽々しく見え、今までにあったパワードスーツの“本当に存在している”と思わせる重厚感が薄れ、CG臭さが諸に現れていて、そこにリアルさは感じず、クライマックスでは沢山のスーツが大集合して、ド派手にアクションが展開されるのに、今までのような映像の創意工夫が感じられない為か、その映像がつまらなく、「VFXの会社が違うだけで、ここまで変わってしまうのか」という別の意味の驚きを味わいながら、画面を眺めていました。WETAデジタルはモーションキャプチャーを駆使した映像では一番ですが、CGはILMには及ばず、今回は「荷が重たかったんじゃないか」と思えます。
『アイアンマン』と言えば、諜報期間の“シールド”が必ず関わってきましたが、本作では全く登場せず、エージェントや長官の名前すら出てきません。今回がMCUとは無関係なら、それも納得できますが、繋がっているのに、それらが出てこないのは物足りず、アメリカ大統領(ウィリアム・サドラー)が危機的状況に陥り、シールドが出動しなければならないような事態なのに、誰も登場せず、トニーとローディ大佐(ドン・チードル)の二人だけが動くというのに、納得のいかないところがあります。シールドが動けない何かがあるのかもしれませんが、全く触れられないので、「こんな時に一体、あの組織は何をしているんだ?」と疑問を持つことも少なくありません。『アヴェンジャーズ』で命を落としたコールソン(クラーク・グレッグ)は『アイアンマン』で初登場し、その後に人気のキャラとなって出番も増え、本シリーズのヒロインのペッパー(グウィネス・パルトロウ)とは互いをファーストネームで呼び合い、コールソンの恋人についてもペッパーは知っているだけに、本作で話題にすらしていない事にも違和感がありました。
本作の良いところは大統領役にウィリアム・サドラー、副大統領役にミゲル・フェラーの懐かしの俳優を起用していて、観賞後にそれぞれの出演作の『ダイ・ハード2』や『ロボコップ』を観たいという気持ちにさせてくれたところで、それ以外には前述のブラック監督らしさという点しか納得できる点はありません。MCUのフェーズ2の始まりで、いきなり躓いたので、これ以降の作品への不安が一気に増すというマイナスな収穫があったのが非常に残念に思えた作品です。
シリーズとしては必要なのかも
結局今まで自信家で図太い神経だったからこそトラウマ持ちにする事で高低差が付いて良いだろうという事とシリーズとしてはこういう心境が必要な事も分かるがウジウジトニーは違和感有りすぎ
が最終的に吹っ切れて成長しているので時間軸上のこれからのトニーはまともかな?
あの敵に対して単体では相手にならないというのは熱に弱いというのもあるが今までスーツを最強に描いていたのでその調整もあるのかなという感じ
ヒーローたるもの人を助けよ
タイトルに書いたように、
数あるマーベル作品の中で人を助ける描写が
これほどまでに大胆に映されているのは他に無い。
「ヒーロー」とは悪を倒すのもそうだが
大半は人助けが仕事だ。
例をあげるなら「アンパンマン」だ。
彼は週1で人々をバイキンマンの魔の手から救っている。
それと比べるとマーベル作品で人を救うという描写は極端に少ない…
多少あったとしても、それは一人や二人であり、映し方とかを見ると人々を助けるヒーローの株を上げるためのシーンにしか見えない。(アメイジングスパイダーマン2のエレクトロとの最初の戦闘は意図的なので例外)
その事を含めて見てみるとアイアンマン3は
見事に人々を助けている。
しかし残念なことに、それに対しての人々の反応が薄い、アイアンマンも「助けましたけど何か?」と言わんばかりに去ってしまいトラックに轢かれて遠隔操作だったことが分かる。そこでテンションが下がってしまい、
更に敵にあまり魅力を感じなかったので
(アイアンマン2のミッキー・ローク演じるウィップラッシュがシリーズを通して一番魅力的な敵だっため)
星5から半分取って星4、5にさせてもらいました。
トニースターク=アイアンマン=ヒーロー
この図式がシリーズの中で一番しっかり描けていたと私は思った。
シリーズで1番良かった
3部作で1番好きでした。
敵がかなり魅力的すね。
ブレイドのヴァンパイア的なgantzのヴァンパイア的な。
集団で行動する感じが。
あとローグ大佐のお笑いヒール役みたいなのが最高でした。
後半めっちゃスーツ着たがるのも面白い。
アイアンマンからトニー・スタークへ
TVカメラに向かっていきなり自宅の住所を公表し、アメリカに牙を剥くテロリスト、マンダリンを挑発するトニー。
敵は正体不明の爆弾でテロ事件を次々成功させてる強者、自宅の住所なんて公表すれば、攻撃されるのは目に見えてるのに、もう無茶苦茶だよ、トニー!
キリアンの陰謀はもう少し詳しく(例えば使う「エクストリミス」の技術をどのように負傷した兵士に用いたのかなど)描かれるべきだろうし、動機にしてももっと強いものを見せるべきだと思う(15年も前に待ちぼうけを食ったからというのでは、動機として弱すぎる)。
というように、ストーリーとしてはかなり雑な印象は否めない。
しかし、遠隔操作のアーマーや、最後のアーマー全員集合(一体一体もっとよく見たかった!)の展開はワクワクさせるし、ロバート・ダウニー.Jrのトニー・スタークはつくづくハマり役なので、楽しいことは楽しい。
これでストーリーがもっと緻密に出来ていれば…。
アーマーを捨てたトニー・スタークはアイアンマンではなくなってしまうのか?
ラストのトニー・スタークは戻ってくるというメッセージは何を表しているのか?
アベンジャーズの続編にはどう繋がるのか?
最高!
今までのアイアンマンシリーズより最高でした!!
最後にでてくるアイアンマンのmark42までのたくさんのスーツが来たときにはすごく興奮しました!!
スタークの言動がほんと面白かったりかっこよかったりしてすごくよかったです!
マーベル映画をみだしてほんと短いので短期間でアイアンマンシリーズは見たんですが、また続編もみたいなーって思います
雰囲気は少し変わってます
今回のアイアンマンは以前にも増して悩みまくっています。
欲に塗れて人並みに悩み苦しむヒーローであるアイアンマンがわたしは好きなので、うじうじ悩み、傷だらけでぼろぼろになる姿も後のトニーの完全復活を思うと興奮と感動を煽る材料として良い効果だな思いました。
なによりスーツの数が増えているので、そのスーツがすべて集合したシーンは圧巻でした。
トニーだけじゃなくいろんな人がパワードスーツ着まくってて少し萎えましたがスーツでの戦闘は相変わらずかっこよかったです。
初期の頃のふざけたトニーが恋しくもありますが、トニーの内面をどんどん掘り下げ精神的な成長をするためにはこの暗さは必然かなとも思いました。
4は出るんですかね
あれだけたくさんのアイアンマンが出ていたら、それぞれのデザインや個性を発揮したところが見たかった。そうなると逆にウザったくなるのかな。
今回は敵がロボではなかったので、良くも悪くも裏切られた感じ。なかなか強い敵でした。
ラストはペッパー、トニー、大佐、大統領、ヤンセン、ハッピーがアイアンマンになって戦うところに若干期待してしまったが、それは安っぽいかな(汗)次はアベンジャーズ2ですね。アイアンマン4は出るのかな。
これぞなんでもあり!!(笑)
いやぁ、クライマックスシーンは
やっちゃいましたね(^_^;)って感じ?w
あの迫力は是非映画館の3D上映で観てほしい!
今回はトニーの苦悩やポッツ姐さんの活躍と
アイアンマンスーツ以外の部分も面白かったと思います
次はアベンジャーズ2かにゃ?
アベンジャーズ好きには・・・
トニーがアベンジャーズがトラウマになる性格ではないはずだ。この設定がつまらない。100体近いアイアンマンが出てきた時には、アデンジャーズ2は駄作になりそうな気がした。
楽しそう
メカニックで大金持ちで女に不自由しない生活なんて男子の理想そのものではなかろうか。ホリエモンがどんなにロケットを開発しても、自分で組み立てられない寂しさは絶対にあると思う。女にもてるより、大金持ちであるより、メカニックであるところの方が断然重要だ。パニック障害から立ち直るきっかけが、武器の自作で、そんなのも非常によく分かる。
自宅のガレージで古い車をDIYでレストアしている感覚の最果てがトニー・スタークなんじゃないかな。ヒロインがおばさんばかりでも全然いい。
アイアンマンが忠実な執事のようにいう事を聞いて相談に乗ってくれているところも楽しかったし、子供と友達になるところも楽しかった。その子がかなりしたたかであるところも頼もしくてよかった。
敵も登場シーンが気の毒なキモヲタで、いつの間にか嫌味なイケメンになっていたところがよかった。
月へ飛べないロケットだから
アメコミ映画のなかでも屈指の人気キャラ
『アイアンマン』完結編が満を持しての公開!
監督交代で文句を言われている方もいるが、
個人的には『2』があまり好きじゃなかったので、
あまりそこにはこだわらずに鑑賞した。
しかし監督交代の割には雰囲気は変わっていない。
妙に深刻そうな予告編に反してやっぱユーモア満載。
どんなピンチも高い知能とボヤキで乗り切る
スターク節は健在! 内輪ネタも少なくて良いね。
スーパーで材料調達して即席兵器を作るシーンも、
1作目を彷彿とさせて特に面白かった。
とはいえ全体的に、アクションの規模としては
これまでよりやや小さい印象。
基本的にトニーが生身での戦いを強いられる展開
なのでスーツの出番も思いの外少ない。
だが、細かい見せ場の散らせ方がうまいのか、
中弛みは殆ど感じなかったし、何よりトニーと
他の登場人物たちのユーモラスなやりとりが楽しい。
(基本このシリーズはキャラ重視という気がする)
満を持してのクライマックスは今まで出し惜しみして
ゴメンナサイと言わんばかりに、
色んなタイプのアイアンマンがわらわら登場!
ずいぶんスーツがもろい気もするが(笑)、
次々スーツを乗り換えながらの戦闘シーンは熱い!
まあ不満としては、以下2点。
・ペッパーさん強すぎ(せめて最後の一撃くらい……)、
・敵の動機弱すぎ(置いてきぼり喰らった恨み
というのは最後の敵としてはちと情けない……)
単なる傀儡(かいらい)だったマンダリンについては……
話は面白くなったし、“利益の為に架空の敵を仕立てる”
という点に皮肉が見え隠れしている気もするし、
個人的には○。
ベン・キングスレーも楽しそうだったし(笑)。
最後はスーツをすべて処分し、
胸のリアクターも取り去ったトニーの独白で締める。
他のレビュアーさんも書かれてるが、
アイアンマンとは超高性能の戦闘スーツではなくて、
あくまでそれを着こなす人間、逆境やプレッシャーを
己の力で乗り越える主人公の事だと、
今回は言いたかったんだろうね。
新型スーツの大暴れを期待していただけに
物足りない気持ちは残るが、そういう事であれば、
完結編として納得のゆく出来だったと思う。
思えば『1』で殺人兵器は造らないと心に決めておきながら、
あの超絶兵器を長い間保有しているというジレンマを
抱えていた天才トニー・スターク。
このシリーズは基本ユーモア満載の娯楽アクションではあるけど、
『どんなに高尚な目的で造られたテクノロジーも、
使う側の意思によっていくらでも危険なものに成り得る』
という面も一貫して描いてきている。
大いなる力には大いなる責任が伴うのだよ。
あ、ゴメン、これ違うヒーローもののセリフだわ。
軍事ロケット開発で知られる科学者、
フォン・ブラウンの言葉の引用が印象に残っている。
月へ飛ばせてもらえなかったロケットの話。
自分の創造を証明する為なら、それがどんな手段に
利用されようと構わないという、科学者の悲しい性(さが)。
『ゴジラ』の芹沢博士よろしく、
自分が正しいと信じて創造したものを捨て去るのは 、
トニーのような男にとって物凄い勇気が要る事だと思う。
このシリーズはひとりの科学者が、自分の創造した力を
捨て去る勇気を得るまでの物語だったとも見れるのかも。
だからバナー博士、同じ科学者なんだから
ちゃんと話聞いてあげなさいよ(笑)
〈2013.5.5観賞〉
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