劇場公開日 2012年6月1日

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「「テイラー・ダニエル・ロートナー=かっこいいでしょう?」に尽きる作品」ミッシング ID 覆面A子さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0「テイラー・ダニエル・ロートナー=かっこいいでしょう?」に尽きる作品

2013年2月28日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

楽しい

いやぁ、奥目でした。
主人公の奥目が気になって。。

そんな感想ないか。
ボーンシリーズは全部観ているけど
ストーリーとか個人的評価ははなんつーかなんつーかで、
その流れを受け継ぐ「ミッシングID」。
原題は意外や意外、「Abduction(誘拐)」という地味なタイトル。
でもボーンシリーズと繋げたかったのかな。

英語タイトルなのに、違う英語タイトルに変えて邦題命名(笑)。

自分探しの旅的な内容は似通っているから
この際ミッシング・アイデンティティでも
ファインディング・アイデンティティでも良い気がするけど
ま、この際タイトルいじりはこの辺にして
数ある話のツッコミどころに目を瞑れば
とても楽しめるアクション・ムービーだったかと思います。

主人公の
テイラー・ダニエル・ロートナー(Taylor Daniel Lautner)は
1992年2月11日生まれの弱冠20歳ですが
16歳の時に主演した「トワイライト」以来、
ハリウッドは彼を若手期待度において
ナンバーワンと認めたのか、オンリーワンと認めたのか、
物凄い持てはやしようみたいです。

実際、2010年にVariety誌が発表した
「ハリウッドで最も稼いだ人物TOP40」では既に9位に付け
この「ミッシングIDのギャラだけで約750万ドル(6億)だったとか。

もちろんモテ度も言わずもがなで
ミッシングIDで共演しているリリー・コリンズや
あのディズニーチャンネルでお馴染みのセレーナ・ゴメスとかとも
浮名を流しているみたいですよ。

その彼の魅力は何と言っても
彼の不安定さを感じさせるあどけない顔つきに対して
ギャップに驚く程のマッチョな肉体、
そして12歳で空手の世界選手権に出場するなどの
並外れた身体能力、
今回はAPRILLIAのSHIVER750というバイクを
自在に乗りこなすスピード力など、
もうニューアクションヒーローここにあり!と言った感を
存分に見せつけまくりです。

さて観た感想ですが
まず最初のシーンで彼の前頭葉が気になり、
そして目の細さが気になり、
でもおでこが出ている訳でも
目が小さい訳でもなく凄く端正な顔立ちなのに
何がこんなにアンバランスなのだろう?と考えて
ああそうか、極端な彫りの深さ故に眼窩が極度にくぼんでて
その結果としての遠近法でアンバランスに感じるんだと
理由が分かってひとしきり安心して話に集中することが出来ました。

えっ?やっぱり、そこに持って行く?∑(゚Д゚)

だってこの話とにかく
「ねっ、テイラー・ダニエル・ロートナーカッコイイでしょ?」
って話に尽きるんだもの  つД`)・゚・。・゚゚・*:.。
そしてスパイ映画はいつだってBMW。。。

あ、あとちょこっとしか出ない(その癖一番美味しいとこ持って行く)
主人公のお父さん、パーツパーツの登場で
「実はどんな大物スターが演じてるだろう?」
「父親役は誰?」って調べてみたら
知らない人(=ダーモット・マローニー)でした。。。(´・ω・`)
これがもし日本映画だったら、凄い人が演じる役どころなのだけど。
あ、あと主人公の友人が偽IDカード作りが上手な事以外に
伏線らしい伏線は多分なかったです。
主人公のお母さんは殺されてもお父さんの居所を言わなかったけど
主人公の彼女は…なんて所は伏線でもなんでもないだろうし。

まぁ四の五の言ってしまいましたが
痛快なアクションスパイ物として楽しむには
泣かせドコロ有、ソフトなお色気有で
そこそこ楽しめる映画であったと思います。

覆面A子