劇場公開日 2012年11月3日

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「生きよう辛くても」北のカナリアたち ミントユさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5生きよう辛くても

2012年11月8日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

良かった!邦画の今年1番です。脚本もキャストも素晴らしい。
子供達の透き通った歌声が大人達の荒んだ心に届いてほしくて、切なくなります。
柴田恭平が舞台挨拶で、「みんな誉められたかったんです、吉永さんに誉められたくて頑張ったんですよ」と話してた言葉を思い出しました。
役者が全面に出過ぎて本筋に入り込めない事は大物俳優の映画にありがちですが、この映画はむしろ生徒5人の役者たちが、本当に吉永小百合を慕う温かい絆が伝わって来て、それゆえになおさら切なくて悲しくて、入り込み過ぎて観ている自分も生徒になりたくなりました。
人間は脆くて、でも強いなぁ。だから生きているって言葉は重くてそして暖かい。

ミントユ