劇場公開日 2014年2月28日

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「圧巻の映像美を堪能できる」ホビット 竜に奪われた王国 白波さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0圧巻の映像美を堪能できる

2020年9月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

2014年3月22劇場鑑賞
同タイトルのシリーズ二作目になります。
観始めてから気づいたですが、前作「思いがけない冒険」から結構間が空いていた事もあり全然話を覚えていませんでした。
といっても話が進むうちにどんどん思い出して行くので結果的には問題はなかったのですが、もしこれから観に行こうと考えている方は予習しておくと良いかもしれませんね。
その方がより楽しめるかと思います。

さて、本編は堂々の160分。
今回もやはり画面の作り込みが凄いです、景色がとても美しい。
「指輪」から観ていた事もあってか、何だか「この世界に帰って来た」みたいな感覚になります。
しかし、この作品は俄然スクリーンですね。
作り込まれた景色や、町並みの広がり方がまったく違う気がします。
また今作はアクションにとても力を入れていて、皆めまぐるしく動きます。
ファンタジーよりアクション映画の側面が強い位の印象でした。
中でもエルフが大活躍で、もうレゴラス一人いれば勝てるんじゃないかって位の強さを発揮しています。
そしてその影に隠れてはいましたが、ビルボも相当たくましくなっていました。
逆にドワーフはトーリンに少し掘り下げがあったものの、一行は少し空気のような扱いに。活躍は次回最終章でしょうか?

今作はそもそも二部完結の所を三部にしたもので、そのしわよせがこの二作目に来るのは明らかでした。
正直話の進みは遅く、その分アクションシーンを大幅追加をしたようにも見えます。
とは言ってもそのアクションは良く考えられており、スピルバーグのそれと同じ様に見ていてとてもわくわくします。
そして私は今回2D字幕で観ましたが、吹き替え版の声優陣がとても豪華でした。
玄田哲章・羽佐間道夫・銀河万丈・稲葉実・高木渉・茶風林・小島敏彦・稲垣隆史・平田広明・森川智之・宮田幸季・平川大輔などと蒼々たる面子で、こうなると吹き替え版で観ても、もまた違った楽しみがありそうですね。

さて、いよいよシリーズ完結まであと一作。
二作目で多くの伏線を追加していましたが、それらをどのようにまとめあげてくるのか今からとても楽しみにしています。
とにかく圧巻の映像美を堪能できる本作、是非とも劇場で観てもらいたい作品です。

白波