劇場公開日 2011年11月19日

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「物語が主軸」新少林寺 SHAOLIN 散歩男さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5物語が主軸

2018年11月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

ジャッキーのフィルモグラフィー見ていたら知らないタイトルがあったので観てみた。

アンディ・ラウ主演。カンフー映画は清の時代か清朝末期の黄飛鴻モノが定番だが、辛亥革命後の混乱期ときた。そこで少林寺周辺で起こる物語。

物語性に重きをおいた感じで意外としっかりした作り。中国史を知ってた方がより楽しめる。しかしアクションも頑張っていて、馬を使った珍しいシーンやカンフーと銃火器との攻防など見応えあり。
ジャッキーは完全に脇として出てくるがアクセントとしては良かった。ニコラス・ツェーやファン・ビンビンなど役者も良し。

ラストやるせない感じで終わるのも珍しい。無くなる少林寺と去りゆく人々の姿がリンクしてた。

全編スカッとするアクションが見たい人には不向きだが、こういう作品もたまにはイイですな。

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散歩男