劇場公開日 2011年7月23日

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モンスターズ 地球外生命体のレビュー・感想・評価

全43件中、41~43件目を表示

4.0起こってしまった世界。

2011年9月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

『パニックムービー』や『ポップコーンムービー』の類を期待すると、とんだ肩透かしを喰うかもしれません。
ドキュメンタリーチックな、或る意味モキュメンタリーの体裁に近いかも。

“何か”に急襲された世界の現在、今を切り取ったというか、その時を体験するというか。
その“何か”=“モンスター”は確かに登場するし、壊滅的に暴れまわるし、軍隊でも手に負えない。
モンスターの脅威だけはイヤと云うほど、こちらに提示される。

ただ、物語はそちらにフォーカスしない。パニックに視点を向けない。

『モンスターが跋扈する終末世界を生き抜く人々』に視点が向く訳です。
ある男女の絶望的逃避行を追いかけ、荒廃した世界を見せ付ける、所謂『ロードムービー』なんですね。

だから画的な派手さに欠けるし、道中モンスターもチラチラとしか見せない。
カタルシスなんか用意されないし、疲弊感だけが募る。
気が付くと、どっぷりとこの世界に自分も浸かっている感覚。
劇場を後にして、やっとあそこから抜け出せた気分でした。
あれが、“起こってしまった世界”の閉塞感なんですかね。

映画でなく、こちら側で生き抜く我々。
現代的テーマにもマッチしていて、何だか少し恐かったなあ。

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ロロ・トマシ

2.5タイトルを変えるべき

2011年8月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

寝られる

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green condom

2.5ある意味、この青臭さがいい

2011年8月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

寝られる

2010年イギリス映画。94分。2011年32本目の作品。製作費が日本円にしてたったの120万円というのが第1の話題で、タランティーノなどの重鎮たちがこぞって本作をほめたのが第2の話題な作品。これにまんまとはまってしまった。

内容は:

1,メキシコはエイリアンに汚染され危険区域となっている。
2,そこに1人のカメラマンが働く会社の社長令嬢である女を助けにくる。
3,アメリカ行きの列車に乗り、翌日には帰国しているはずだったが。。。

本作が初監督策であること、製作のほとんどを監督一人でやったこと。たぶん、本作は自腹だったことも考えれば、監督の趣味が先行してしまっている作品だと思います。ちょっぴろのセンチメンタリズムとモンスター好きな子供心、そして映画に対する情熱。。。etc

それを考えれば、本作の出来に対しては百歩譲れるし、タラちゃんが褒めたのもちょっとした親心だったのだと思う。

でも、それを切って離せば、まったく見せ場のない作品で正直眠かった。
エイリアンとの闘いもあるようなないような、といった感じ。

これだけ見せ場がないと宣伝にも一苦労だったでしょう。だから、あんなひどいタイトル&センスゼロなサブタイトルになったのだと思う。

でも、一人でやったのは凄いです。

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あんゆ~る