リミットレスのレビュー・感想・評価

面白かったらラッキーくらいで観てたけど、とても面白かった。
テンポが良くスピード感があって見飽きない。
起承転結があって、絶対絶命のピンチが何度も訪れ、どう乗り越えるのかドキドキして観る事が出来た。

最初のどん詰まりの状況から考えると成り上がった様は気持ちが良いけど、ラストはこっちか！と驚いた。

ドラッグを使って成功したら、最後どうなるかは目に見えるぜっ！って常識を覆したっちゃ覆したわけで、こいつが大統領になるのか、と思うとアメリカ的で面白いなと思った。

オチがハッピーエンドとは驚き
能力全開系で言うとルーシーよりも好きだ

こんなクスリがあったら使うか使わないか…迷うだろなぁ。

普段は20％くらいしか使えていないという人間の脳。
あるクスリで100％使えるようになったら…というお話。
覚醒状態を表現する映像がなかなかおもしろかった。

しかし、主人公を「完全無欠」な存在にしてしまうと
ストーリーの説得力が難しくなっちゃう好例かな、と。
なにもわざわざ闇金から借りなくても…とか
何手先も読めるのに想定外のトラブルなんて起き得るの？とか。

まぁ気にしないでさらっと楽しめると言えば楽しめる作品。
緻密な頭脳戦とかは期待せず、気軽なノリでの鑑賞をおすすめします。

うだつの上がらない主人公がクスリのチカラで恐るべき天才脳を獲得。凡人が無敵の大躍進を遂げて一気に成り上がる様は圧巻にして爽快。観ていて気分が良い！序盤はこれだけで十分面白い(笑)。しかし徐々にヤバイ気配が漂い始め、目の話せない展開がラストまで続く。

スリリングで飽きない展開。優れた映像センス。
最初から終わりまで楽しめて、結末もきちんと描き切る。
文句なしのスタイリッシュ・ケミカル・サスペンス映画。

新種現るって感じかな(^^)

ルーシーと題材は似ていますが話の展開やオチはリミットレスの方が面白い気がしました。

夢の中ような薬を手にした主人公。こういう映画のラストは破滅して終わるのが主だがこの作品はハッピーエンドと言えるだろう。ただ賛否が分かれるかもしれない。しかしスカッと気持ちいいラストであった。映像の演出も面白かった。主人公の薬を使うといことが映像で視覚的にわかるのはなかなか面白かった。気軽に見れてアメリカらしい終わり方であるこの作品は見て損はないと思う。

予想外のオチ

軽快な展開が面白かった。最後も気持ちの良い終わり方だった。

先の読めない展開でなかなかよかったと思う。

薬を飲むことでスーパーマンになる主人公。
演出もなかなか凝っていて見ていて楽しいが、ラストで賛否分かれるかと。
何度も主人公に危機が訪れるが本当に天才ならそんなミスしないだろと思ってしまうのは野暮かな

脳力を超上げて天才的にしてくれるクスリを手にした男の話。こんなクスリがあれば手を出してしまいますな確実に笑
内容で意外だったのはこーいうクスリ系の作品だと最後は身の破滅、クスリはやっちゃいけませんよ！というメッセージがつきものなのだがこれは違ったところ。中毒の下りや、副作用、そのクスリで人生を狂わせてしまった悲惨な人々がしっかり出てくるのだが、主人公はクスリの力でのし上がって、途中危機はあるけど最後は成功者として映画が終わるという。
ストーリーはこういう天才もののご多分に漏れず、主人公アタマ良いはずなのになんでこんなバカな展開になるの？という部分はある。が、視聴後の妙に明るくさっぱりとしたガッツポーズすら出せそうな感じにそんなことは気にならなくなる。みて損なし。おもしろいです。アメリカならでは、というかアメリカでしか作れない映画。

突っ込みどころはあるけど、楽しかった。
終わり方が気持ちいい。

予告が楽しそうだったので鑑賞。

予告通りの展開がくり広げられてましたが
だんだん雲行きが怪しくなり…
少し尻窄みのような感じだったかなあ…と。

元々、頭がよかったから主人公に薬が効いたんよな。ブルースリーを真似してケンカしたのはすごかった。彼女も二回も振っといてより戻すとはな。薬を服用していい方に転ぶかもしれんけど、リスクがつきまとうのはみえみえなんよな。人間は脳の20%しか使ってないって本当なんかな。彼女に二回振られる所から、物語がどんどん進んでいった気がする。

最後までしっかりと見ごたえのある作品で、内容もとっても面白かった！スピード感もあって飽きもなかったです。
薬物に頼る主人公なだけにハッピーエンドはないかもと思っていたら、まさかのハッピーエンド！スカッとしました笑

この手のSF好きとしてはかなり面白かった
知能拡大物のSFはフェノミナンがあるが
本作は映像表現によって主人公の体験が視覚的にわかり、非常に面白い
頭脳が明晰になり世界が変わる、言葉で説明されるよりも若干わざとらしくとも映像で表現したほうがいい

主人公には共感できるところがないダメ人間だが、拡大した知能を持ってまさにリミットレスに行動をしていくさまは痛快である。
惜しむらくは笑いが足りない点だ、もう少しコミカルな内容でも良かったように思える。

主人公の行動に う～なんかわかるな～っていう主人公の気持ちになっている自分と第三者的に客観視している自分。
最後が、ん？って思った

有名どころの俳優を使い、なくならないドラッグの問題をテーマにした社会派作品
最低な生活を送るだらしない自称作家が、ある人物との再会をきっかけに脳を１００％使い切る天才になれる薬物に手を出し、それを機に人生が驚くほど変わってしまうというもの　甘い言葉で誘われ、「ダメ、ゼッタイ」という薬物乱用を繰り返し、人工的に天才になったことで社会的成功を収め、どうにもやめれなくなり自身の健康はもちろん、周囲の人間はたまた社会までも巻き込むほどの恐ろしい状況をどう切り抜けるのか、そこが面白い　斬新ではあるが、薬物を使ったサクセスストーリーというどうにも問題視されそうな結末に、善悪の判断を乱され困惑する作品であった