バビロンの陽光

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バビロンの陽光

解説

2003年、イラク北部クルド人地区。サダム・フセイン政権の崩壊から3週間後、戦地に出向いたまま戻らない息子を探すため、老いた母は3歳の孫アーメッドを連れて旅に出る。2人は道中でさまざまな出会いと別れを繰り返し、過酷な現実に押しつぶされそうになりがならも前進していく。幼い少年と年老いた祖母の900キロに及ぶ旅路を通し、度重なる戦争で多くの行方不明者を出しているイラクの実情を描くヒューマンドラマ。

2010年製作/90分/G/イラク・イギリス・フランス・オランダ・パレスチナ・アラブ首長国連邦・エジプト合作
原題:Son of Babylon
配給:トランスフォーマー
劇場公開日:2011年6月4日

スタッフ・キャスト

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(C)2010 Human Film, Iraq Al-Rafidain, UK Film Council, CRM-114

映画レビュー

4.0これは観るべきの映画です。

2015年6月4日
Androidアプリから投稿

ドキュメンタリーに近い映画でした。平和とは何か独裁者とは何か色々考えさせられる物語でした。民族抗争や独裁政権の悲惨さと少年が男らしくなって行く所が自然とえがかれてて演技をこえてドキュメンタリーなのかなと思わせる内容でした。映画の中でも少年の友情や人々の助け合いもあり、子供の教育的にも良い映画だと思います。本当の不幸を知らない先進国生まれの我々からしてみればそれこそが不幸なのかなと思う。綺麗な水、快適な車、清潔な衣類、ありふれた食糧、それが普通で当たり前の我々はこの映画を観て不幸を知って幸せを感じなければならないと感じました。

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