劇場公開日 2013年12月6日

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「日本俳優陣「キアヌと共演、うひゃー!」→大コケ」47RONIN rockoさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5日本俳優陣「キアヌと共演、うひゃー!」→大コケ

2014年2月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

寝られる

観終ってからしばらく笑いが止まらなかったのはこの映画が初めてです。数あるオリエンタリズム趣向のハリウッド映画のなかでも、燦然と輝く駄作でした。

菊池凜子と浅野忠信は従来の演技しているのかしていないのかよくわからない芸風からハリウッド調演技に切り替えました。菊池はハリウッドでの先輩ということもあって今までよりは堂々とした演技だったと思います。浅野忠信もいい味を出していました。CGはしょぼかったです。ハリウッドなんだからその辺はちゃんとしてほしかったですね。唯一外人のキアヌ、そしてやたらまじめな演技の真田、めちゃくちゃセンスの悪い着物のデザイン、中途半端なアクションと、強いのかなんだかわからないキアヌ、よくわからない天狗の刀の力、武士道とアメリカ風恋愛のミスマッチ、あっけなく死んでしまう甲冑の侍、前半の味気のない映像と後半の明暗のハイコントラスト、いろんな意味でちぐはぐでした。

渡辺兼に続けと二番手真田と出世頭菊池を筆頭にハリウッドを目指す日本人俳優たちが、体よく使われた感じです。

10年後くらいに俳優としてさらに成功した彼らが集まって「それにしてもあの映画はひどかったよなー」と笑って飲めるようになってほしいものですね。

rocko