劇場公開日 2012年8月10日

  • 予告編を見る

「オリジナルを観ていなければそこそこの作品と言えるかも。」トータル・リコール としぱぱさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5オリジナルを観ていなければそこそこの作品と言えるかも。

2013年5月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

うーん、観終わってなんとも言い難い感じです。
表題にも書きましたがこれがオリジナルであれば
結構なSF傑作かもしれません。
しかし、私の心に残るオリジナルを観た時の
インパクトはこの作品の10倍くらい強かった。
確かに、ストーリーの補完(つじつま)やCGは
前回より数倍凄くなっていて映像は良かった。

しかしね、脚本といい、アイデアが貧相なのである。
新しい驚きは少なかった。これに尽きる。

前作のシュワちゃん演じるクエイドのオバサンに化ける
シーンのリメイク程度しか前作を超えるアイデアは少ない。
オリジナルは凄かったなぁ。
幼心に凄い興奮を覚えましたよ。
これぞ、SF映画だって思いましたもの。
・シュワちゃんの鼻から出てくる通信機
・旅行者のおばはんが顔が割れて出てくるシーン。
・ホログラム使って敵を倒す
・最後の目玉飛び出るシーン
これぞポール・バーホーベン監督が作り出した傑作でした。

キャストに関してはコリン・ファレルには文句ない。
シュワちゃんよりスピーディーだし、何と言っても
美人な奥さんを持つスパイはイメージ通り。
ただし、他のレビュアーの皆さんも仰ってる鬼嫁がね・・。
ケイト・ベッキンセール演じるローリー・クエイドと
ジェシカ・ビール演じるメリーナは正直、良く似ていて
なんか区別つかないんです。
(二人とも黒紙だし、似たような顔立ちの美人だし・・)
オリジナルの鬼嫁シャロン・ストーンの方が金髪で
解りやすかった。

だからこの作品がオリジナルで有れば面白い作品、良い作品
かもしれません、ですがオリジナルには全然及ばない。
自分はオリジナルの方が今見ても面白いと思います。

としぱぱ
近大さんのコメント
2014年5月27日

コメントありがとうございます♪

「エンダーのゲーム」は期待していなかった分楽しめたんですが、こちらはやはりオリジナルを知ってる分インパクト不足でした。
指摘している点、納得です。

ケイトとジェシカ、格闘シーンで、確かに一瞬、見分けがつかなくなりました(笑)

近大